医龍 Team Medical Dragon3 (稲森いずみさん)

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稲森いずみさんは、毎週木曜夜10時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『医龍 Team Medical Dragon3』に加藤晶 役で出演しています。
一昨日は第3話が放送されました。
●あらすじと感想
明真では、チーム黒木結成により循環器内科のカテーテルが忙しくなり、胸部心臓外科の出る幕は極端に減りました。外科医が内科医にこき使われるという状況に責任者として焦る加藤晶(稲森いずみさん)。医療版ミュシュランとも言われるIMA取得のため、世界の心臓外科医トップ5を招いてライブデモンストレーションを行うことが決まり、当初は黒木慶次郎(遠藤憲一さん)がオペを行う予定でしたが、これ以上内科に主導権をとらせるわけにはいかないと、加藤が策を講じます。
大動脈弁置換のオペが必要な15歳の少女・山内遥(金澤美穂さん)に最高難度のロス手術を行い、それをライブデモンストレーションするよう学長・鬼頭笙子(夏木マリさん)に直訴して承諾を得たのです。執刀医はもちろん朝田龍太郎(坂口憲二さん)です。加藤は、アメリカから呼び寄せていた優秀なオペ看・北川響(初音映莉子さん)と、病気からの復帰後は黒木のオペに入っていた荒瀬門次(阿部サダヲさん)にも声をかけ、着々とオペの準備を進めていきます。そんな中、朝田は遥が自分のオペの模様を多くの人にさらされることに戸惑っていることを知りました。加藤は遥と遥の母にオペ内容は説明していましたが、ライブデモンストレーションの話はしていなかったのです。朝田は患者が見えなくなっている加藤に「俺達の目的は野口に勝つことじゃない」と言いますが、加藤は医局存亡の危機であることを訴え冷静さを欠いたままです。その後、加藤は遥と遥の母から半ば強引にライブデモンストレーションの承諾を得ました。
そして迎えたオペ当日、朝田は患者の意思を汲んで、なんとライブデモンストレーションの中継映像を突然遮断しました。患者の不安を1つでもなくすこと、患者にとってベストな選択をするのが医者であるとの考えからです。慌てて加藤と鬼頭が見学室に駆けつけて抗議しますが、朝田は気に止めずに手術を進めます。患者のQOLを考え、当初の予定よりさらに難しいロスコンノにルートスイッチ法まで加えたまさに世界最高峰の技術で究極のオペを成功させたチームドラゴン。それを目の当たりにした加藤は、少しは医者の心を取り戻したようです。
しかしその一方で、映像が入らず騒然としていた会場では、野口の紹介で、ある映像が映し出されました。それは、黒木が日本初となるカテーテルによる大動脈弁留置術を始めようとする光景でした…。
明真に戻ってきた理由を黒木に問われた朝田は、仲間に呼ばれたからだと答えましたが、黒木は「それがおまえの弱さだ。その弱さはいつかおまえを殺す」と言いました。黒木が外科に敵意を抱いているように見える原因と関係があるのでしょうか。今後の展開も気になります。