- 2015年6月11日
稲森いずみさんは、フジテレビ系列の毎週火曜夜10時枠にて放送されている連続ドラマ『戦う!書店ガール』に西岡理子 役で出演しています。
昨日は第2話が放送されました。
●あらすじと感想
ペガサス書房・吉祥寺店副店長の西岡理子(稲森いずみさん)は、独身で父・達人(井上順さん)と二人暮らし。ペガサス書房で5年のアルバイトを経て正社員になった、たたき上げの苦労人です。一方、新宿店から吉祥寺店に異動してきた北村亜紀(渡辺麻友さん)は、祖父が取引先の文具メーカー会長というコネで入社したお嬢様。本をこよなく愛し、相手が誰であろうとハッキリ意見を述べる、物怖じしない性格です。そんな2人は意見の食い違いでしばしば衝突。店長の野島孝則(木下ほうかさん)や一つ星出版の柴田駿介(長谷川朝晴さん)は亜紀を特別扱いします。そんな背景もあってか、実は密かに柴田と付き合っていた理子は、目撃した情報を誤認して大きな勘違いをします。柴田から浮気相手の妊娠を理由に別れを告げられたのですが、その相手が亜紀だと誤解してしまったのです。亜紀と三田孝彦(千葉雄大さん)の歓迎会の会場で、理子が亜紀に問いただしたことでそれは勘違いであったと判明するのですが、その矢先、理子はその場に倒れ込んでしまいました。どうやら風邪で高熱が出ていたのです。亜紀と時を同じくして吉祥寺店に異動してきた三田が、理子をおんぶして自宅まで送りました。三田は理子とは新入社員時代に部下としてしごかれ育てられたという間柄です。
翌日、同僚店員・尾崎志保(濱田マリさん)からのメールで目を覚ました理子は大慌て。その日は、沖縄料理店で知り合ったライバル大手書店の社員・田代敏之(田辺誠一さん)と東京案内を約束した日だったのですが、待ち合わせ時間はとっくに過ぎていて、田代の連絡先をメモした用紙も落としてしまっていて連絡もできない状態なのです。困った理子は、急いで約束の場所に向かいます。遠くで田代の姿を見つけて追いかけるものの、結局会えずじまい。その上、またもや熱がぶり返してしまいました。
その頃、亜紀は三田に話を聞いてもらう約束を取りつけ、仕事場の近くの公園で会っていました。亜紀は三田に「好きです」と告白し、交際を申し込みました。亜紀は以前、ヘルプで三田が新宿店に来た時に、三田の仕事に対する姿勢に感銘を受けていたのです。しかし、三田は好きな人がいることを理由に断りました。亜紀は振られてしまったのです。
理子と亜紀は、世代も境遇も性格も全く異なり、いわば“水と油”の関係ですが、本を愛する気持ちは同じです。そんな2人が、苦難にめげず仕事や恋愛、人生と果敢に“戦う”姿を描いていくようです。
原作は碧野圭さんの小説『書店ガール』シリーズですが、人物設定など変更点が多く、ドラマ独自の登場人物もいます。