ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス

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映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(原題:Guardians of the Galaxy Vol. 2)は、2014年の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編でシリーズ第2作です。前作に引き続きジェームズ・ガン監督がメガホンを取っています。
昨日、劇場に観に行きました。
●導入部のあらすじと感想(ネタバレ注意)
ピーター・クイル(クリス・プラット)、ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、ドラックス(デイヴ・バウティスタ)、ロケット、ベビー・グルートたち“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は、ソヴリンの指導者のアイーシャ(エリザベス・デビッキ)からの依頼で、アニュラクス・バッテリーを怪物から守るという仕事を行う。見事に怪物を倒したピーターたちは、報酬として、賞金首となって行方をくらましていたガモーラの義妹ネビュラ(カレン・ギラン)の身柄を受け取る。ネビュラはバッテリーを盗もうとしてソヴリン人に捕まっていたのだ。
ピーターたちは、惑星ザンダーに行ってネビュラを引き渡して報奨金を手に入れる算段だったが、ソヴリンの惑星から出たところで艦隊に襲われる。実はロケットがバッテリーを盗んでいて、ソヴリン人がそれに気付いて怒って無人艦隊で追いかけてきたのだ。ピーターとロケットの意地の張り合いのせいもあって苦戦して、ピーターたちの宇宙船ミラノは大破し、絶体絶命に追い込まれる。しかし、謎の小型宇宙船に助けられ、ピーターたちは近くにあった惑星ベアハートになんとか不時着する。
後から小型宇宙船も着陸し、警戒するピーターたちだったが、中から現れた男エゴ(カート・ラッセル)は、ピーターの父親だと名乗る。エゴのそばには世話係のマンティス(ポム・クレメンティエフ)がいた。エゴは、父親らしいことをしたいので自分と一緒にある場所に来てほしいとピーターに話す。エゴの言葉を信用しきれず渋るピーターだったが、ガモーラの後押しもあって一緒に行くことにする。
一方、アイーシャは、宇宙海賊のリーダーでありピーターの育ての親でもあるヨンドゥ・ウドンタ(マイケル・ルーカー)のもとへ行き、ガーディアンズを捕まえるよう依頼するのだった…。

危険な請負業で小銭を稼ぐガーディアンズ。地球生まれのお調子者ピーター、凶暴なアライグマのロケット、美しく危険な暗殺者ガモーラ、破壊王ドラックス、小さくてキュートな見た目に反して怒ると怖いベビー・グルートと個性派ぞろいで、今回もスリルと笑いに満ちた冒険をみせてくれました。さらに口笛を吹くことで矢を自在に操れるヨンドゥ、体の大半が機械で義姉ガモーラを憎むネビュラ、相手に触れるだけで感情を読み取ることができるマンティス、ピーターの実父を名乗り理想郷のような惑星で暮らしているエゴ、常に他者を見下して自尊心が高いアイーシャなどが絡み、さらなる波乱・化学反応を引き起こしていました。ロケットとベビー・グルートの絶妙コンビ、ピーターとガモーラの恋愛手前関係はもちろんのこと、主観的なドラックスと世間知らずなマンティスのド天然なやり取りなども面白かったです。
今回も1970年代の楽曲が全編にわたって効果的に使われていて印象的でした。単なるBGMとしてではなく、歌詞の内容がストーリーとリンクしていたりして素晴らしかったです。
そして今回はピーターの父親をめぐるエピソードや、ガモーラとネビュラ姉妹の遺恨についても描かれていてとても興味深かったです。ヨンドゥはピーターのことを瘦せっぽちでどんな場所にも入り込めて泥棒稼業に便利だから手放さなかったと話していましたが、本当の理由は別にありました。そんなヨンドゥがピーターに「奴(=エゴ)は父親かもしれんが、親父じゃなかった。大したことはしてやれなかったかもしれんが、おまえは俺の自慢の息子だ」と話す場面が感動的でした。また「俺が矢を飛ばす時、“頭”なんか使っちゃいない。俺が使うのは“心”だ」とピーターにアドバイスしていたのも印象的でした。ピーターの「ずっと探し回っているものは、ただ気付いてないだけで、すぐそばにあるのかも」といった言葉も心に残りました。
前作は、アクの強いメンバーがファミリーとして結束するまでのお話でしたが、今回は“ファミリーでいること”を描くことにしたとジェームズ・ガン監督が言っていました。確かにドラックスの「そうだな。仲間じゃない。家族だ」というセリフなどからもその一端が感じられました。
エンドロール中とエンドロール後におまけ映像があります。劇場でご覧になる方はお見逃しのないようお気をつけください。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズは、すでに第3作の製作が決定していて、しかもそれでひとまず完結を迎える予定とのことです。

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