ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス (エリザベス・オルセン)

elizabetholsen

映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(Doctor Strange in the Multiverse of Madness)は、『ドクター・ストレンジ』の続編でシリーズ2作目であり、“マーベル・シネマティック・ユニバース(=MCU)”シリーズとしては第28作品目の映画となります。
エリザベス・オルセンはスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフ役で出演しています。
先日、劇場に観に行きました。以下ネタバレが含まれています。
物語は、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』から5カ月後の世界です。ドクター・ストレンジことスティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)が、どこか見知らぬ世界で“謎の少女”=アメリカ・チャベス(ソーチー・ゴメス)と一緒に怪物と戦っているところから始まります。その戦いで窮地に陥ったストレンジは、世界を救うためにアメリカ・チャベスからある力を取り上げようとします。それはすなわちアメリカ・チャベスの死を意味することでもありました。しかし、ストレンジは怪物から致命傷を負わされてしまい、その試みは失敗。するとそれは夢だったようです。目を覚ましたストレンジは身支度を整えて、かつて恋仲であったクリスティーン・パーマー(レイチェル・マクアダムス)の結婚式に友人として参加します。そんな中、近所で突如として怪物が出現して大暴れ。すぐさまストレンジが現場に向かうと、ある少女が怪物に追いかけられていました。その少女はなんとストレンジが夢で見たアメリカ・チャベスでした…。
本作で重要な鍵を握るのは、アメリカ・チャベスもそうですが、なんと言ってもスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)です。ウエストビューでの一件(Disney+のドラマ『ワンダヴィジョン』で描かれています)で、ダークホールドに取り憑かれてしまったとみられるワンダの悲しい顛末が印象的でした。
サム・ライミ監督ならではとも言えるホラー演出も凄かったですし、悪霊やゾンビも効果的に使われていて見応えありました。
MCUシリーズファンとしては、バロン・カール・モルド(キウェテル・イジョフォー)やペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)、マリア・ランボー(ラシャーナ・リンチ)の登場も嬉しかったです。またX-MENシリーズのファンでもあるので、プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)の登場にも大興奮しました。
ミッドクレジットシーンではクレア(シャーリーズ・セロン)が初登場しました。続編に関わっていくのでしょうか。今後の展開も楽しみです。