- 2012年6月29日
新垣結衣さんは、昨日、日本テレビ系列の「金曜スーパープライム」枠にて放送されたスペシャルドラマ『らんま1/2』に天道あかね 役で出演しました。
原作は高橋留美子さんの同名漫画です。
●導入部のあらすじと感想
高校生の天道あかね(新垣結衣さん)は、無差別格闘流・天道道場の当主である早雲(生瀬勝久さん)が父で、末娘ながら天道家の後継ぎとして道場を守る決心をしていた。
ところが、早雲が突然「跡継ぎは男に限る」と言いだし、親友・早乙女玄馬(古田新太さん)の息子である乱馬(賀来賢人さん)が婚約者だと告げる。
納得できないまま登校したあかねは、校門の前でらんま(夏菜さん)と出会う。乱馬が女性だと思い込んだあかねは、結婚はないと一安心する。
同じころ、天道家ではパンダが現れて大騒ぎ。実は、玄馬と乱馬は、悲劇的伝説のある泉が多く湧く中国の修行場・呪泉郷で稽古中に、玄馬は熊猫溺泉(パンダが溺れた泉)に、乱馬は娘溺泉(若い娘が溺れた泉)に落ちてしまい、それぞれ水をかぶるとパンダ、女性に変身してしまう呪いをかけられていたのだった…。
ドラマは、乱馬に振り回されるあかねを軸に、原作を生かしたオリジナルストーリーとなっていて、乱馬たちとマダム・カマンベール率いる謎の組織が、すべての生き物を男にするという伝説の泉“和風男溺泉”の鍵を巡る争奪戦を繰り広げています。ワイヤーアクションやCGを駆使した派手な立ち回りが意外と見応えがありました。
らんまのお色気シーンがほとんど皆無だったのは残念ですが、放送時間帯を考えると仕方のないことでしょう。パンダがリアルで可愛げがなかったのも実写だから仕方のないことなのかもしれません。
「本当に強いというのは男も女も関係ない」というテーマが分かりやすくてよかったです。
ちなみにナレーションは、アニメ版で玄馬と早雲の師匠である八宝斎の声を担当していた永井一郎さんが務めていました。