鹿男あをによし (綾瀬はるかさん)

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綾瀬はるかさんは、毎週木曜夜10時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『鹿男あをによし』に藤原道子 役で出演しています。
一昨日は第2回が放送されました。
●第1回・第2回のあらすじと感想
人間関係のトラブルから神経衰弱扱いされたあげく、大学を追われて仕方なく奈良女学館の期間限定の常勤講師となることになった小川孝信(玉木宏さん)は、生徒にからかわれたりしてうまくコミュニケーションが取れず途方に暮れる。
そして迎えた10月(神無月)。小川は、突然、鹿に人間の言葉で話しかけられる。なんでも宝である“目”を運ぶ「運び番」に小川が選ばれたと言うのだ。しかも目は人間界で「サンカク」と呼ばれ、京都で狐の「使い番」を任せられた女性から渡されると話す。
しかし、小川が京都で受け取ったのは、宝のサンカクではなく三角の形をした単なる八つ橋だった。鹿は小川をノロマ扱いしたあげく、目を取り返さないと日本が滅びると警告する。さらに鼠に奪われたんだという話をして、小川は自分の神経衰弱のせいだと思って苦笑いをするが、鹿に運び番失格と言われ、ある印をつけられてしまう。なんと顔が鹿になってしまったのだ!
原作は、万城目学さんの同名小説です。タイトルにある「あをによし(青丹よし)」とは、古都・奈良に掛かる枕詞(まくらことば)です。
鹿が人間の言葉を話したり、主人公の顔が鹿になったりと、かなり奇抜で不思議な話です。コメディ的展開でありながら、主人公は大地震から日本を守るために動かなければならないというアンバランスとも言える設定で興味を引きます。
登場キャラクターも一癖も二癖もありそうな面々で、今後、話にどう絡んでくるのか楽しみです。
私が現在お気に入りなのは、「かりんとう」こと藤原先生です。原作では男性らしいんですが、綾瀬はるかさん演じる天真爛漫でマイペースで酔うと羽目を外す女性の藤原道子もはまっていると思います。
「人の噂には興味ないんだけどね」と言いながら、噂話をしまくる福原重久先生(佐々木蔵之介さん)もいい味を出しています。
「リチャード」こと教頭・小治田史明(児玉清さん)は、紳士的に見えますが野心家の一面もあるらしいですね。今後、本性を現していくのでしょうか。その辺も楽しみです。

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