- 2008年3月26日
竹内結子さんは、フジテレビ系列の毎週月曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『薔薇のない花屋』に白戸美桜 役で出演しています。
今週は第2話が放送されました。
●あらすじと感想
丘の上の家に住む老婦人・菱田桂子(池内淳子さん)が息子たちの事情で老人ホームに行くことが決まった。桂子は花屋を志していた汐見英治(香取慎吾さん)に、花についての知識を教えてくれたいわば花の先生でもあるのだ。
同情ではなく、俺達があなたと一緒に暮らしたいんですと英治は桂子に言う。血はつながってなくても、一緒の家に住めば家族になれると思うんですよねと英治は話す。
初めは拒んでいた桂子だが、英治と雫(八木優希さん)の気持ちに胸を打たれ素直に受け入れる。
なんと工藤直哉(松田翔太さん)は、安西輝夫(三浦友和さん)の息が掛かった探偵事務所の人間だった。直哉は安西院長の思惑通り、今回、白戸美桜(竹内結子さん)の芝居をフォローするのに機能した。
美桜が目の見えないふりをしているのは、安西院長の命令だった。その理由を美桜は聞かされていないが、直哉はどうやら知っているらしい。
美桜が安西院長の命令に従っているのは、美桜の父・平川辰巳(尾藤イサオさん)が病院に入院しているからだった。辰巳は難しい手術が必要な病気を抱えていて、その命は脳外科医の権威である安西院長の手に握られているのだ。
英治は雫の母親(本仮屋ユイカさん)と同じく「花のように笑う」美桜に心が惹かれていっているようだった。
「俺はいいんだ」が口癖の英治は、「お花屋さん」と呼ばれるだけで幸せを感じると言う。「俺みたいな奴が花屋さん…」とのセリフには、英治は過去に何か犯罪を犯しでもしたのだろうかという影を感じさせます。
直哉が英治に内緒でコピーしてきた雫の母親のビデオレターを、安西院長は涙しながら見ていました。普通に考えると、雫の母親は安西院長の娘という図式なんですが、なんだかそんな単純な関係ではないような気がします。
そして、英治が彼女のことを雫の前で「雫の母親」と表現することに違和感を覚えます。雫と英治は血がつながっていないような気さえしてきます。
河原に一人でいる転校生・広田省吾(今井悠貴さん)が気になる英治。昔の自分と重ね合わせているのでしょうかね。
喫茶店『コロン』のマスター・四条健吾(寺島進さん)が一目ぼれした小野優貴先生(釈由美子さん)の好きな男性のタイプは、陰のある人。今のところ、該当者は英治という感じですね…。