マン・オブ・スティール (ヘンリー・カヴィル)

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映画『マン・オブ・スティール』(Man of Steel)は、DCコミックスのキャラクター“スーパーマン”を描いた作品で、従来の『スーパーマン』シリーズの設定をリセットして、新たに作られた映画です。クリストファー・ノーラン製作で、ザック・スナイダーが監督を務め、ヘンリー・カヴィルがスーパーマンを演じています。
先日、劇場に観に行きました。
●導入部のあらすじと感想
惑星クリプトンは、天然資源の枯渇により地殻が崩れ、滅亡の危機に瀕していた。科学者のジョー=エル(ラッセル・クロウ)は、妻のララ・ロー=ヴァン(アイェレット・ゾラー)と共に、惑星クリプトンでは数百年ぶりとなる自然出産によって子どもを作る。そして、滅びゆくクリプトンの未来をその幼き息子に託し、ある重要な物質・コデックスと共に地球へと送り出した。ジョー=エルは、クーデターを企てたゾッド将軍(マイケル・シャノン)によって殺され、ララ・ロー=ヴァンは惑星クリプトンと共に消滅した。反逆と大殺人の罪で反乱軍と共に宇宙に幽閉されていたゾッド将軍だが、惑星クリプトンの消滅により幽閉が解けて自由の身になる。
惑星クリプトンから地球にやってきた赤ん坊・カル=エルは、アメリカの農村でジョナサン&マーサ・ケント(ケビン・コスナー&ダイアン・レイン)夫妻にクラーク・ケントとして育てられる。やがて成長したクラークは、自分に特殊な能力があることを知り、自身のルーツや生き方を巡って葛藤する。育ての父であるジョナサン・ケントが亡くなった後、放浪の旅に出ていたクラーク(ヘンリー・カヴィル)は、カナダで氷河に埋まった惑星クリプトンの宇宙船を発見。その際、デイリー・プラネット新聞記者のロイス・レーン(エイミー・アダムス)と出会うのだった…。

やはり一番印象的だったのは、スピード感あふれるアクションシーンでした。マッハのスピードで空を飛び回るスーパーマンや、目で追うのがやっとと言っても過言ではない肉弾戦が見応えありました。
本作ではスーパーマン誕生秘話がエモーショナルかつ詳細に描かれています。やはり製作・原案を担当したクリストファー・ノーランの影響でしょうか。彼が監督・脚本を務めて“バットマン像”を一新させたと言われる『ダークナイト』三部作ほどではありませんが、描きだされる登場人物の深いキャラクター像が、アクションやドラマに彩りを添えていました。
ドラマとしては、クラーク(本名:カル=エル)と生みの親、育ての親それぞれとの固い絆が印象的でした。生みの親、育ての親それぞれの“親としての思い”は、クラークに強靭な肉体に加え、屈強な精神力をも身につけさせ、やがて正義に生きる覚悟を決めさせました。
本作は言ってしまえば序章に過ぎません。それゆえに個人的には少々物足りなさを感じてしまいました。とはいえ、それは必要なプロセスですし、続編の製作も決定しているのでとても楽しみです。しかも、スーパーマンとバットマンという、DCコミックスの2大ヒーローが競演する予定とのことです。

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