アクアマン (ジェイソン・モモア)

jasonmomoa

映画『アクアマン』(Aquaman)は、DCコミックスに登場する同名キャラクターを実写映画化した作品です。“DCエクステンデッド・ユニバース(=DCEU)”シリーズの6作目の映画となります。
ジェイソン・モモアはアクアマンことアーサー・カリー役で出演しています。
先日、劇場に観に行きました。以下ネタバレ注意です。
物語は、1985年、メイン州のアムネスティ湾灯台の灯台守、トム・カリー(テムエラ・モリソン)が、岩場の海岸に打ち上げられたアトランナ(ニコール・キッドマン)を発見するところから始まります。実はアトランナは政略結婚を拒んで海底国アトランティスから逃亡してきた女王でした。その後、アトランナとトムは結ばれてアーサー・カリーが誕生します。海底人と人間の血を引くアーサーは、やがてアクアマンとして人類存亡の危機に立ち向かうこととなります。
やはり、なんと言ってもアクションが圧巻でした。海底国からの刺客と繰り広げられる地上でのノンストップのチェイスや、海底を舞台としたアクションはとても興奮しました。特にアクアマンが巨大なサメやタツノオトシゴなどの海の生物たちを率いて繰り広げる海中バトルは大迫力で見応えがありました。
海底国ゼベルの王女で水を自在に操る力を持つメラ(アンバー・ハード)や、アトランティス帝国の参謀で少年時代のアーサーに戦闘術を伝授したバルコ(ウィレム・デフォー)、アーサーとは異父兄弟の関係で地上と海をあわせた地球丸ごとの征服を狙うアトランティス帝国の若き王オーム(パトリック・ウィルソン)などもいい味を出していました。そして一見ぶっきらぼうなものの実は熱いハートの持ち主であるアーサーが、地上人と海底人のハーフとしてのアイデンティティーに悩みながらも、やがて海底世界の暴走を止める希望の光となっていくという展開もよかったです。

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