- 2013年7月7日
テレビ朝日系列の金曜ナイトドラマ枠にて放送されていた連続ドラマ『警部補 矢部謙三2』は先日、最終回(第8話)を迎えました。
大和田伸也さんは警視総監・御手洗ちかお 役で、相島一之さんは参事官・玉置浩市 役で出演しました。
●導入部のあらすじと感想
佐伯佐智子(伊藤かずえさん)、長池涼太(井上純一さん)、田丸未紀(池津祥子さん)、高嶋幸次(北山雅康さん)は、小学校時代に矢部謙三(生瀬勝久さん)を中心とした、悪と戦う組織・宇宙警察を結成した仲間だ。矢部はその仲間たちと埋めたタイムカプセルを掘り起こすために茨城県の子悦原市に帰郷したが、思いがけず事件に巻き込まれる。矢部が密かに思いを寄せていた佐智子が、東京から来ていた土地再開発業者の神田知也(小須田康人さん)殺害の容疑で逮捕されたというのだ。神田は、町の個人商店を潰して大型のショッピングモールを作る計画を強引に進めていて、佐智子が営む小さな輸入販売店も立ち退きの対象になっていた。そして、神田の遺体の下からは佐智子のイヤリングが見つかっていて、それが決定的な証拠とみなされているらしい。
事件を知った矢部は、佐智子への想いと見栄から、自分が佐智子の無実を証明すると宣言。小学校時代の宇宙警察ごっこの仲間たちと、後から駆けつけた部下の秋葉原人(池田鉄洋さん)と共に捜査を開始するのだった…。
今回は管轄外の事件のため、警視総監・御手洗と参事官・玉置があまり矢部と絡まなくて寂しかったです。でもその代わりと言ってはなんですが、総監の娘・未来(畠山彩奈さん)の警備のために、本作に出てきた所轄の刑事たちが駆けつけ、まるで仮面ライダー大集合でした。アギトこと網戸洋一(賀集利樹さん)、龍騎こと悠木真(須賀貴匡さん)、斬鬼こと財樹蔵之助(松田賢二さん)、ホッパーこと保葉一朗(黄川田将也さん)、アンクこと渥池小五郎(三浦涼介さん)の幽霊、ギャレンこと気谷連(天野浩成さん)、カリスこと垣州肇(森本亮治さん)たちが決めポーズまで披露していました。
そしてなんと『TRICK(トリック)』の山田奈緒子(仲間由紀恵さん)も登場。奈緒子は、矢部が行きつけにしている駄菓子屋で手品を披露し、総監の娘・未来と駄菓子屋マスター(ミスターちんさん)との掛け合いを見せました。矢部は帰郷しているため、前シリーズと同じで今回も直接の絡みはないのかとがっかりしていたところ、ラストに、駄菓子屋で手品を披露する奈緒子と、故郷から戻って来た矢部がバッタリ遭遇。短いながらおなじみの丁々発止の掛け合いを見せてくれました。2014年1月11日公開予定の劇場版も待ち遠しいです。