安堂ロイド (木村拓哉さん)

kimuratakuya12

SMAPの木村拓哉さんは、TBS系列の日曜劇場枠にて放送されている連続ドラマ『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』に安堂ロイドと沫嶋黎士の一人二役で出演しています。
一昨日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
東京帝國大学次元物理学部の教授・沫嶋黎士(木村拓哉さん)は、対人恐怖症の変わり者ではあるが、時空構造に関するワームホール理論研究の第一人者でノーベル賞の有力候補とされる人物だ。
ある日、黎士は、自身の導き出した理論から、自分が2013年10月7日15時5分に房総半島沖で確実に殺されること、さらに婚約者の安堂麻陽(柴咲コウさん)もその数十時間後の8日8時30分に代々木で殺されることを導き出す。黎士は、同じ研究室に籍を置く准教授で妹の七瀬(大島優子さん)に自分が数時間後に殺されることを伝え、さらに麻陽に電話をして自分の運命を伝えて、麻陽の命は自分が殺されても100年先もずっと絶対に守ると告げる。
その後黎士は、外部からハッキングできない厳重な監視カメラが数百台もある成田空港に行き、パスポートもシュレッダーにかけておいて運命にあらがおうとする。しかし、2113年から送り込まれた警察機体アンドロイド7号機・ラプラス(福田彩乃さん)の前ではそれは意味をなさなかった。黎士はラプラスによって異空間に連れて行かれて銃殺された後、死体の消滅を歴史に合わせられて、成田発デリー行きの航空機の墜落事故で死亡したように工作される。
黎士が亡くなって茫然自失になっている麻陽に、ラプラスの魔の手が伸びる。命の危険にさらされる麻陽を救ったのは、黎士と瓜二つの顔を持つアンドロイド・ARX II-13こと安堂ロイド(木村拓哉さん)だった。ロイドは「君の命はあらゆる危険から守るようにクライアントから依頼されている」と麻陽に説明するのだった…。
『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズを手掛ける庵野秀明さん、鶴巻和哉さん、前田真宏さんがコンセプト・設定協力として参加。また、設定協力だけではなく、庵野さんをはじめとするスタジオカラーのスタッフが絵コンテを描いているそうです。脚本は、『ケイゾク』や『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』などで知られる西荻弓絵さんが担当。映画『SP THE MOTION PICTURE』などを手掛けた波多野貴文さんや、『ATARU』の木村ひさしさんが演出を担当し、ROBOTのスタッフが制作協力で参加しています。
公安部第仇課特殊捜査班の刑事・葦母衣朔(遠藤憲一さん)は、2113年の何者かがネットに公開したとされる「殺人スケジュール表」に興味を持ち、葦母の上官と名乗る角城元(平岡祐太さん)の指示に従わず、捜査にあたっています。葦母が今後、麻陽たちとどのように関わっていくのか気になります。
ロイドの修理をしたりするサプライヤーで看護師のコスチューム姿のアンドロイド・サプリ(本田翼さん)や、白いセーラー服を身にまとっている謎の美少女(桐谷美玲さん)も物語に彩りを添えてくれそうで楽しみです。
「勝つまでやる、何度でも何度でも、それだけのこと」と口にするロイドは、姿だけではなく考え方までまるで黎士のようです。そんなロイドの「君のためなら誰でも殺す。世界中が君の敵に回ればすべて殺す。力無き正義など無意味だ」というセリフが印象的でした。
ロイドに麻陽の命を守るよう依頼したクライアントやロイドの開発者は誰なのか、そしてロイドと麻陽の未来はどうなっていくのかも気になるところです。

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