武士の一分 (木村拓哉さん)

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SMAPの木村拓哉さんは、2006年公開の映画『武士の一分』に主人公・三村新之丞 役で出演しました。
今夜9時テレビ朝日系列の日曜洋画劇場で、テレビ朝日開局50周年記念特別企画としてその『武士の一分』が放送されます。
●解説と導入部のあらすじ
『武士の一分』の原作は藤沢周平氏の時代小説『盲目剣谺返し』(『隠し剣秋風抄』)です。
山田洋次監督が『たそがれ清兵衛』、『隠し剣 鬼の爪』に引き続いて発表した藤沢周平作時代劇シリーズ第3弾で、山田洋次監督のいわゆる『時代劇三部作』の第3作目(完結作)といわれています。
三村新之丞に仕える中間・徳平役の笹野高史さんが日本アカデミー賞の助演男優賞に輝き、木村拓哉さんも先日、第20回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の主演男優賞に輝きました。
【導入部のあらすじ】
幕末時代、海坂藩の藩主の毒見役を務める下級武士・三村新之丞(木村拓哉さん)は妻・加世(檀れいさん)とつつましくも幸せに暮らしていた。しかし、毒見の際に食べた貝の毒にあたって失明してしまい、平穏な生活が一変する。新之丞は絶望し命を絶とうとまでするが、加世の必死の励ましで思い留まり、光の無い世界に慣れてくる。そんなある日、加世と藩の番頭・島田藤弥(坂東三津五郎さん)との不貞を知ってしまう。加世は愛する夫・新之丞のため、口添えを得ようとして島田の罠にはめられたのだ。新之丞は加世に離縁を言い渡す。そして、一人の男性としての尊厳を懸けて立ち上がり、島田に果たし合いを挑むのだった…。