トライアングル (稲垣吾郎さん)

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SMAPの稲垣吾郎さんは、毎週火曜夜10時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『トライアングル』に黒木舜 役で出演しています。
昨日は第1話が放送されました。
●あらすじと感想
25年前、葛城佐智絵ちゃん殺害事件が起きた。当時、事件を担当していたのは、黒木信造(北大路欣也さん)。信造は現在、警視庁刑事部長で、息子の舜(稲垣吾郎さん)は大田西署の刑事だ。葛城佐智絵ちゃん殺害事件は大田西署の管轄だった。
そんな大田西署を研修先として希望してインターポールからやって来た郷田亮二(江口洋介さん)は、葛城佐智絵の同級生だった。医大を出て医者をやっていた亮二は、殺害事件の時効が成立した日になぜか突然辞表を出して医者を辞めた。それからインターポールの刑事になった亮二は、時効が成立しているにもかかわらず、殺害事件について独自に調べていた。そのことに気が付いた舜は、亮二がその殺害事件の犯人ではないかと疑う。亮二の同級生・富岡康志(谷原章介さん)は事件の新事実をつかんで原稿を書き、佐智絵の遺体の第一発見者とされている同級生の堀米卓也(マギーさん)に預けたのだが、堀米が出版社に原稿を持ち込むという時に、何者かに襲われ、原稿が盗まれてしまうという事件もつい最近起きていた。
そんな中、亮二たちの同窓会が開かれ、月島建設のエリートとなった秋本了(佐々木蔵之介さん)ら同級生が大勢集まる。そこへ遅れて会場にある女性がやって来た。それは、亮二がパリでツアーガイドになりすまして近づいた、サチという女性だった。亮二に声をかけられたサチ(広末涼子さん)は驚く。亮二はサチとの別れ際に「いつか僕たちは再会する」と告げていたことを話し、サチは「知ってたの?」と問いかける。亮二はそれから何食わぬ顔で同級生たちにサチのことを「葛城佐智絵」だと紹介する。
一方、亮二のことを葛城佐智絵ちゃん殺害事件の犯人だと疑っている舜は、時効が成立して刑事事件としての立件が無理であることから、民事事件として裁判を起こして亮二に罪を償わせようとして、佐智絵の母・清子(風吹ジュンさん)の家を訪れていた。そこで舜は、清子から「娘は生きていて、今日は同窓会に出かけている」という話を聞いて驚く。
同窓会会場では、サチ自らが「葛城佐智絵」だと名乗るのだった…。
初回から謎だらけの展開でした。25年前「葛城佐智絵ちゃん殺害事件」として捜査が行われていたことから、佐智絵が亡くなっていることは間違いないでしょう。それを受け入れることができない清子によって、サチは“佐智絵”として育てられたということでしょうか。亮二が犯人であると思わせる回想シーンがありましたが、恐らくこれも違うのでしょう。亮二の同級生たちの動きも気になりますし、サチの身辺を調べているようだった謎の男・志摩野鷹也(堺雅人さん)も気になります。
ミステリーとして楽しませてくれるドラマになりそうです。