トライアングル (小日向文世さん)

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小日向文世さんは、毎週火曜夜10時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『トライアングル』に丸山慶太 役で出演しています。
今週は第5話が放送されました。
●あらすじと感想
志摩野鷹也(堺雅人さん)は、まるで葛城清子(風吹ジュンさん)が娘・佐智絵を殺したと口にすることを予測していたかのように、すぐさま心療内科への入院を手配した。そのことから25年前の事件との関わりを疑う郷田亮二(江口洋介さん)に対し、志摩野は、25年前は上海にいたことを話す。亮二が志摩野に対し取り調べまがいの質問をする中、亮二の予測を補強するかのように、清子は結婚前、新藤利道(宅麻伸さん)と同じ職場で働いていて付き合っており、結婚後もその関係は続いていたかもしれないという情報を黒木舜(稲垣吾郎さん)が話す。志摩野は葛城均(大杉漣さん)から新藤のことを聞いたようだ。亮二は清子を警察に呼んで事情を聞こうとするが、葛城佐智絵さん殺害は捜査の対象外だとして、丸山慶太(小日向文世さん)に止められる。
あくまでも小巻寛一郎(反田孝幸さん)を教唆した疑いと、サチ(広末涼子さん)たちをエレベーターに閉じ込めて脅した疑いで、新藤を追うように指示していた丸山だが、上司に呼ばれ、自分たちの部署が新藤の事件から外されたことを告げられる。そのことを亮二と舜に報告しつつも、丸山は亮二に目立たないようにこっそりやるよう忠告。ところが、丸山は警察功労特別賞の受賞と引き替えに部下の厳重管理を命じられ、要するに亮二たちが捜査を続ければ、丸山が厳罰を受けるという事態になる。亮二は国際警察で、舜は純キャリア。いずれ部署を去っていく人間のために自分の首はかけられないと、丸山は亮二と舜に説明し、25年前の事件を掘り起こすのは止めるようお願いする。
そして迎えた丸山の授賞式の当日。会場にいる亮二の携帯にサチから連絡が入る。とても慌てた感じで「母がいなくなったの。新藤に会いに行ったのかもしれない」と言う。葛城家に現れていた新藤は、「東京からいなくなる。最後に会いたい」ということを清子に伝えるようサチに言ったのだ。サチがそのメッセージを清子に伝えると、清子は「何言ってるの。許せない」と言ったとのこと。
授賞式が始まり、丸山が名前を呼ばれ壇上に立つ中、亮二は舜と「昔付き合っていた2人が落ち合う場所」を推測し、舜から2人が以前一緒に働いていた職場の場所を聞いた亮二は、席を立ち、壇上の丸山に一礼して会場を出て行こうとする。舜も、丸山に一礼し、父・黒木信造(北大路欣也さん)の鋭い視線に歯向かうように見返して出て行こうとする。そんな2人を呼び止める丸山もまた、受け取ったばかりの賞状を少し破いて返却し、2人の元へ行き、一緒に出て行く。
3人は手分けをして清子と新藤を捜す。亮二が、タクシーの運転手に25年前からあるレストランを聞き出し、そこへ向かうためにビルの階段を登る途中、窓から新藤が待ち合わせをしているかのように立っている姿を見つける。亮二は階段を引き返してその元へと走るのだが…。
次の日の朝、亮二の妹・唯衣(相武紗季さん)がマンションの駐車場で車に乗り込もうとすると、トランクに見覚えのないシートがかかっていた。不思議に思った唯衣がトランクを開けると、血のついた手が車からはみ出す。唯衣が恐る恐るそのシートをめくると遺体があった。その遺体は新藤だった…。
丸山がついに亮二から“丸スケ”と呼ばれました。今回は、亮二、舜、丸山の3人が25年前の事件関連を追うに当たり結束を固めるという展開が印象的でした。相変わらず不審な行動をする志摩野、亮二たちの捜査にあからさまに圧力をかけてきて怪しい信造、そして、そんな信造にいよいよ疑念を深める息子・舜の今後も気になりますし、新藤を殺した犯人が誰なのかも気になります。

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