潜入探偵トカゲ (松田翔太さん)

matsudashota09

松田翔太さんは、TBS系列にて毎週木曜夜9時から放送されている連続ドラマ『潜入探偵トカゲ』にトカゲこと織部透 役で出演しています。
先週は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
都市の進化と多様化は、犯罪をも進化多様化させ、検挙率は下がる一方である。警視庁は、この難局を打開するため、史上類を見ない実験的密命を試みる決断に至った。原則的には禁じられている潜入捜査を可能にするために民間の捜査員を導入し、それを潜入探偵として活用する事にしたのである。その潜入探偵第一号が織部透(松田翔太さん)、通称トカゲだ。彼は警視庁捜査一課の元刑事で、超人的な映像記憶能力と身体能力で数々の難事件を解決してきた。2年前に警視庁を退職した後は、東京都・吉祥寺にある「ヤナギ探偵事務所」で調査員として働いている。
「ヤナギ探偵事務所」の所長・柳田雅彦(伊東四朗さん)は、新米調査員の望月香里(蓮佛美沙子さん)にトカゲの助手となるよう命じた。香里は元銀行員で推理小説マニア、嗅覚が鋭い人物だ。
一方、警視庁捜査一課の刑事・寺島秀司(松岡昌宏さん)は、2年前のある事件がきっかけでトカゲを憎んでいて、トカゲが潜入捜査することを快く思っていない。
トカゲの元上司でもある警視庁の刑事部長・岸森幹雄(遠藤憲一さん)からの今回の依頼は、臓器売買の阻止と組織の壊滅だった。トカゲは取引現場に潜入するため、厚生労働大臣・柏原潤造(升毅さん)の秘書・池谷大樹(須田邦裕さん)になりすまし、取引が行われる予定の大型フェリーに乗り込むのだった…。
捜査のためならどこにでもスルスルっと入り込むから“トカゲ”と呼ばれている織部。でも、別の意味でそう呼ぶ者もいます。その1人といえる寺島は、「危険に遭遇したトカゲは自分のしっぽを切って、その場において逃げる。あいつ(=織部)も自分の仲間をその場で見捨てて逃げ延びた。2年前、茂手木さんという先輩刑事がトカゲのせいで死んだんだ」と香里に説明していました。トカゲが刑事を辞職するきっかけになったのであろう2年前の事件とはどのようなものだったのか気になるところです。
トカゲは他人に心を許さず、神経質・几帳面で、冷静に捜査していくタイプです。トカゲとは正反対の人情家タイプで、トカゲに対し異常なライバル心を持っている寺島、ちょっとやそっとのことではめげず、ぐいぐい他人との距離をつめていくタイプの香里、そんな2人がどのようにトカゲとかかわって影響し合っていくのかも楽しみです。
2年前にトカゲが引退してしまい、捜査一課の検挙率は右肩下がりになったため、“潜入探偵”という特例を作り、トカゲを民間のまま捜査現場に復帰させて検挙率を上げようと企む刑事部長・岸森。彼はその一方で別の思惑も持っているようです。それが何なのかも気になるところです。

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