ROOKIES-ルーキーズ- (佐藤健さん)

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佐藤健(さとう たける)さんは、毎週土曜夜8時TBS系列にて放送されている連続ドラマ『ROOKIES(ルーキーズ)』に岡田優也 役で出演しています。
先々週は第7話が放送されました。
●第6話・第7話の簡単なあらすじと感想
【第6話】
用賀第一高校との練習試合に、残念ながら負けてしまった二子玉川学園高校だったが、持てる力のすべてを出し切り、自分たちの夢、仲間たちの絆、努力の大切さなどいろんなものを得ることができて、野球部メンバーは嬉しそうだった。
そんな姿を見て、野球部の栄光がこれ以上傷つかないうちに、野球部の誇りを守るためにも自分の手で野球部を葬ろうとしていた、元野球部キャプテンである校長・村山義男(伊武雅刀さん)は、 自分の愚かさに気付いた。
練習試合が終わって数日後、試合中に川藤幸一(佐藤隆太さん)に殴られたとして、用賀第一野球部副顧問の国松(田口浩正さん)がニコガクへ抗議にやってきたが、村山校長は、自らの辞職という形で責任を取った。
村山校長の後任としてやってきたのは、以前、川藤がいた神田川高校で教頭をしていた藤村忠志(大杉漣さん)だった。川藤を目の敵にして、清廉潔白がモットーの藤村は、部室の前に落ちていたタバコの吸殻を、野球部のメンバーによるものだと思い込み、厳しく追及する。生徒たちを信じる川藤と、教師が生徒の立場になど立てないとする藤村は衝突するが、野球部のメンバーは素直に検査に応じると言い、結局、犯人であるソフトボール部の女子2人を八木塔子(村川絵梨さん)が見つけ出してくれて、疑いが晴れる。
そんな矢先、一人、バッティングセンターで練習をしていた 桧山清起(川村陽介さん)が、不良高校生に因縁をつけられる。暴行事件を起こすと甲子園への道が閉ざされてしまうと考え、桧山は握り締めた拳を納めグッとこらえたが、不良たちは桧山を連れ出し、容赦なく暴行を加える。そこへ不良たちの仲間がもう一人現れる。なんと、それはニコガク野球部凋落のきっかけとなった事件を引き起こした張本人・江夏卓(上地雄輔さん)だった。江夏は桧山の携帯を使って 安仁屋恵壹(市原隼人さん)を呼び出し、急いでバッティングセンターに駆けつけた安仁屋たちが目にした光景は、ボロボロになった桧山の姿だった。江夏は安仁屋たちにニコガク野球部を侮辱する言葉を吐き、最初は挑発に乗らずに我慢していた安仁屋だったが、ついに、「うるせー!」と言って走り出す。御子柴徹(小出恵介さん)に連絡をもらった川藤も部員たちのもとへと必死に走っていた…。
【第7話】
江夏に殴りかかろうとする安仁屋に向かって、桧山が「手を出すんじゃねぇ!」と叫んで制止した。「おまえが辞めてくれたおかげで、今にも甲子園に手が届きそうなんだよ」と桧山が皮肉たっぷりに言うと、江夏が手にしていたバットを振り上げる。その時、「やめろ!!」と叫んで川藤が駆けつけ、川藤の提案で野球の試合でケリをつけようということになる。
かくして、ニコガクは、不良たちが所属する目黒川高校野球部と練習試合をすることが決まった。川藤が言うには、江夏たち目黒川野球部は、おまえたちが愚かだった頃の亡霊で、それを打ち負かすことにより決別するという意味があるとのこと。池辺駿作教頭(浅野和之さん)に野球部の部長をやってもらうことになり、学生時代を甲子園に捧げた池辺教頭の経験から導き出された練習方法が書いてあるマニュアルを元に、ニコガク野球部は、数日後に控えた目黒川高校との試合に向けて練習に励む。
目黒川高校が昨年の都の春季大会で260校の中のベスト16で、しかも出場メンバーが名前の通ったスター選手ばかりだと知ったニコガクメンバー。岡田優也(佐藤健さん)と湯舟哲郎(五十嵐隼士さん)が怖気づき、かつてのライバル・江夏に闘志を燃やす安仁屋と衝突してしまう。しかし、川藤の熱い思いを知った岡田と湯舟は思い直し、安仁屋と和解して練習に励む。
そして迎えた目黒川高校との練習試合。1回表、先攻のニコガクはノーアウト満塁で安仁屋が打席に立つが、江夏に三球三振で仕留められてしまう。実は江夏はわざとこの状況を演出したようだ。安仁屋というニコガクナインにとって絶対的なバッターを打ち取ることで、ニコガクを歓喜の絶頂から一気に絶望のフチへと叩き込む目的だったのだ。江夏の力を目の当たりにして、江夏の狙い通りに意気消沈したかに見えたニコガクナインだったが、川藤の「いやぁ、すごかったな、今の攻撃!」との明るくのん気な一言をきっかけにして、安仁屋が笑い、部員たちみんなも笑い出す。ニコガクナインは再び気合いを入れて、それぞれのポジションへと散っていく。川藤が言うには、「今の攻撃で確信したんです。努力は必ず実ると。だから相手が強ければ強いほど嬉しくなる。そんな相手を乗り越えるため挑戦することの喜び、それを知ったんですよ。あいつらは」とのこと。ニコガクナインの明るさに戸惑う江夏に、キャッチャーの河埜拓哉(阿部亮平さん)が「難しそうだな、あいつらに絶望感くれてやるのは」と言う。グラウンドには、ニコガクナインの掛け声と川藤が応援する声が響き渡るのであった…。
ニコガクの野球部OBの村山校長、池辺教頭がニコガクをもり立ててくれました。新しい校長・藤村も川藤の魅力に気づく日が来るのでしょう。
愚かだった頃の自分たちと決別するための試合とも言える目黒川との練習試合。今後の動向が楽しみです。