ガリレオ (真矢みきさん)

maya
真矢みきさんは、毎週月曜夜9時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『ガリレオ』に城ノ内桜子 役で出演しています。
昨夜は第8話が放送されました。
●あらすじと感想
料理研究家で料理教室経営者の1人でもある前田美鈴(引田博子さん)がメッタ刺しにされて死亡。
犯人と思われる男・小杉(飛田淳史さん)も、逃亡しようとした際に窓から転落して死亡。
美鈴が事件の1カ月ほど前、警察にストーカー被害を訴えていたことで、事件は小杉によるストーカー殺人と見られていた。
しかし、美鈴の妹・千晶(釈由美子さん)が奇妙な証言をする。
殺害された美鈴が警備員に発見される10分前、その現場から30km離れた場所で千晶は姉・美鈴の姿を目撃したというのだ。
10分で30kmの移動はできるはずがない。薫(柴咲コウさん)からその話を聞いた湯川(福山雅治さん)は、『テレポーテーション』とも取れるこの不可思議な現象にとても興味を持ち、いつものように捜査に協力することになるのだった…。

料理教室に習いに行ったのがきっかけで美鈴と友達になった城ノ内桜子(真矢みきさん)。
死者が最後に残したメッセージを聞き取ること、遺体に残された言葉に耳を傾けることが仕事だと言う桜子は、監察医として美鈴の遺体に刻まれたメッセージを薫に伝える。
そんな桜子に心を動かされ、批判が大きくなる前にストーカー殺人だと結論付けて捜査を打ち切ろうとする本部の意向に逆らって、別の可能性を探る薫。
桜子が死者・美鈴から受け取ったメッセージ、すなわち270箇所ある刺し傷の中でその2箇所だけが微妙に凶器の形状が違うということと幽霊の目撃とは何か関係していて、事件にはきっと裏があると言う薫は、「刑事の勘」によるものだと湯川に話す。
行き詰っていた湯川は、そんな薫の言葉に「ひらめきと思い込みは違う」と言って意外にも同調し、再び調べることに意欲を燃やす。
心の連動とでも言いましょうか、人の心からの言動が別の人の心を突き動かし行動へと結び付けていく様子が見ていて気持ち良かったです。
今回は特別なトリックがあったわけではなく、見ていない物の視覚的情報を脳が保管してしまうという思い込み、先入観によるものでした。
その思い込みをアリバイ工作に利用しようとして黄色いコートを着て美鈴の自宅周辺を歩き回った共同経営者の金沢頼子(たくませいこさん)。皮肉にもその行動が自分で自分の首を絞めることになりました。
美鈴に嫌がらせをしていたのも頼子で、それを小杉によるストーカー行為だと警察が判断したのもいわゆる思い込みによるものでしょう。
事件解明の主たるものは、前述にある通り、思い込みといった心理学の範疇でした。今回湯川が科学者らしい力を発揮したのは、犯人の頼子と小杉の関係に気付いた点です。
オーディオのボリュームを回す時にバリバリと雑音が出るのは、つまみの潤滑油が空気中に漂うシリコン微粒子と結びついて起こるそうです。ヘアスプレーには大量のシリコンが含まれているため、使用しているとその現象(ガリ)が起きやすい。小杉の部屋には女性がいた痕跡はなかったが、丸刈りの小杉がヘアスプレーを使う機会はないため、親密な女性がいた可能性が高いというわけです。
ところで、緻密な計算をしながら繊細に料理をする湯川と何から何まで大雑把に料理をする薫との対比が面白かったです。
そして、薫の料理の過程、出来上がったものを見て「おいしいわけがない」と言う湯川。薫の強引な勧めで仕方なく口にすると驚いた表情を見せました。やはり、「思い込み」はよくないということでしょうか。

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