
◆菅野美穂さん(のつもり)
菅野美穂さんは、毎週日曜よる9時TBS系列にて放送されている連続ドラマ『日曜劇場 Tomorrow〜陽はまたのぼる〜』に田中愛子 役で出演しています。
今週は第9話が放送されました。
●あらすじを絡めた感想
とうとう市民病院の閉鎖が決定してしまいました。それは大規模なホテルを中心としたリゾート地を開発するためで、衆議院議員・松永泰三(品川徹さん)の判断によるものです。「今となっては、もう、市民病院が潰れるか、この市自体が潰れるか、どちらかなんです」と副市長・蓮見洋治(陣内孝則さん)が森山航平(竹野内豊さん)たちに土下座をする場面が印象的でした。
事務員・仙道郁夫(岸部一徳さん)の妻・昌江(水沢アキさん)は開業医で、「リビングウィル」という自分がどんな風に「死」を迎えたいかを伝える遺言書のようなものを残していました。脳幹出血を起こし、その時が来てしまった昌江。延命処置はしないで欲しいと『尊厳死』を望む昌江の意思を知っていながら、仙道は延命処置をするよう頼んでしまい、苦悩します。そんな仙道に昌江の意思を尊重する決意をもたらしたのは、「リビングウィル」に書かれていた昌江のメッセージでした。「私は尊厳死を望みますが、もしも、あなたがそれに耐えられないのなら、心が落ち着くまで私を生かしておいてください。死んでいく私より、生きているあなたの気持ちを大切にしてください。あなたの哀しみは私の哀しみです」と自分のことより仙道のことを気遣う昌江の言葉に、仙道は自分の情けなさに気付いたのでしょう。冒頭で仙道と昌江は夕飯のメニューに関して痴話げんかをするような場面がありましたが、延命処置をやめ、眠るように亡くなっていく昌江に向かって、仙道が「本当はね。毎日でも、カツオのたたきでも良かったんだよ、僕は」と語りかける場面が感動的でした。
幼い時に父親が亡くなって、しかも母親が育児ノイローゼとなって失踪したために、親戚の間を転々として育ったという遠藤紗綾(緒川たまきさん)。2年前に失踪した母親が生き倒れて発見されたましたが、保護された時には既に意識をなくしていました。母親に愛されていないと思って育った紗綾でしたが、航平が、紗綾の母親の財布の中にある古い新聞記事の切れ端を発見したことにより、紗綾の母親が紗綾の消息を辿り、ずっと思っていたことを知りました。母親の手を握り、涙を流す紗綾の姿が印象的でした。母親の気持ちがわかったことで、患者と向き合うことを知った紗綾。紗綾は看護師・田中愛子(菅野美穂さん)とお互いに笑顔で握手を交わし、それから航平とも握手をした後に、決意をみなぎらせるようにして病院を後にしました。本当の意味での、医師としての彼女の人生はこれから始まるのでしょう。
明日は最終回が放送されます。航平と愛子はもう一度市民病院を建て直すために動き出すようです。市民にとって本当に必要なのは、ホテルやリゾート施設と市民病院のどちらなのでしょうか? 続きが気になります。
菅野美穂さんは、1992年、テレビ朝日系列にて放送されていたバラエティ『桜っ子クラブ』の番組内ユニット「桜っ子クラブさくら組」のオーディションに合格してデビューしました。
菅野美穂さんの主な出演テレビドラマとしては、『ツインズ教師』、『パパと呼べないの!』、『時をかける少女』、『恋するシティボーイ』、『大家族ドラマ 嫁の出る幕』、『私、味方です』、『SALE!』、『連続テレビ小説 走らんか!』、『イグアナの娘』、『ドク』、『いいひと。』、『失楽園』、『君の手がささやいている』シリーズ、『Days』、『ラブ・アゲイン』、『ソムリエ』、『鶴亀ワルツ』、『恋の奇跡』、『愛をください』、『2001年のおとこ運』、『ちゅらさん』シリーズ、『恋がしたい恋がしたい恋がしたい』、『アルジャーノンに花束を』、『大奥』、『幸福の王子』、『愛し君へ』、『あいのうた』、『ダンドリ。〜Dance☆Drill〜』、『わたしたちの教科書』、『働きマン』などがあります。そして、2009年秋放送開始予定のスペシャルドラマ『坂の上の雲』に出演します。3年余りにわたる長期制作となるそうです。
主な出演映画としては、『大失恋。』、『企業戦士YAMAZAKI』(ビデオシネマ)、『エコエコアザラク -WIZARD OF DARKNESS-』、『TANABATA2057』(プラネタリウム番組)、『THE DEFENDER』、『ご存知!ふんどし頭巾』、『ベルエポック』、『落下する夕方』、『富江』、『催眠』、『守ってあげたい!』、『化粧師 KEWAISHI』、『Dolls』、『COSMIC RESCUE』、『レディ・ジョーカー』、『さくらん』、『パンダフルライフ』(ナレーション)などがあります。
ブログ内の関連リンク
→曲げられない女 (菅野美穂さん)
→坂の上の雲 (菅野美穂さん)
→キイナ (菅野美穂さん)
→Tomorrow (最終回)
→Tomorrow (竹野内豊さん)
→働きマン (菅野美穂さん)
→わたしたちの教科書 (菅野美穂さん)

