わたしたちの教科書 (菅野美穂さん)

kanno
菅野美穂さんは、連続ドラマ『わたしたちの教科書』に弁護士・積木珠子 役で出演しています。
昨日は第10話が放送されました。
●あらすじと感想
喜里丘中学校で起きた女子生徒の転落死。事故ではなく、いじめを苦にした自殺ではないかと思った弁護士・積木珠子は、真相を明らかにしようと立ち上がった。
実は亡くなった少女・藍沢明日香(志田未来さん)は、珠子の元夫の連れ子だった。しかし、結婚してまもなく夫は失踪。裏切られたという思いから、珠子は明日香の養育を放棄して児童養護施設に入れてしまった。明日香が亡くなる前、自分に救いを求めて訪ねてきたのに冷たく突き放してしまった珠子は、一緒に過ごした3カ月間の思い出とともに後悔の念を抱いていたのだ。
一方、テレビドラマの金八先生に憧れて、教育の理想に燃えて赴任してきた教師・加地耕平(伊藤淳史さん)は、同じく明日香の死に疑問を抱き、珠子とともに闘おうとまでしていた。しかし、副校長の雨木(風吹ジュンさん)にいいように丸め込まれ、いつしか喜里丘中学校にいじめはないという錯覚にさえ陥り、すっかり学校側の味方になってしまった。「生徒たちを守るため」という大義名分で、全てを隠蔽しようとする学校は、マスコミまで味方につけて、裁判で完全優位な様相を呈していた。
そんな中、教師・戸板(大倉孝二さん)の助けもあって、教師の中で最も事なかれ主義に見えた熊沢(佐藤二朗さん)から、学校内にいじめがあることを認める証言を得ることができた。熊沢は、今まで黒いものを黒、白いものを白と言えずに生きてきた。娘が胸を触られたことを理由に先生を殴った時も、先生が胸を触った事実に目をつぶり、逆に娘が殴ってしまったことに対する謝罪をすることでその場を収め、娘を傷つけた。それをずっと悔やんでいたのかもしれない。
第10話では、訴訟は学校側の管理責任を問うものであり、生徒を巻き込むつもりはないとの珠子の説得も虚しく、法廷の場で本人の口から無実を証言させるとの母親のエゴから、学校側の弁護士は、いじめの主犯格である兼良陸(冨浦智嗣さん)を法廷に立たせて、いじめはやっていないとの嘘をつかせてしまう。
一方、明日香亡き後いじめの的となっていた山田加寿子(鈴木かすみさん)は、いじめられていることを勇気を出して両親に告白。隣町に引っ越して転校することになった。そのことにより、ようやく加地は学校にいじめがあるとの認識を取り戻し、責任の念にかられ退職を考える。
そんな折、陸は自分の父親の買春行為を告発する。尊敬していた父親の裏切りとそれを見て見ぬふりをする母親。いじめの潔白を裁判で証明せよとの両親の命令。陸は精神のバランスが取れなくなっていた。いじめの的は、加寿子から陸に変わる。「もうおしまいだ」とうなだれる陸に珠子は、投げ出すことは罰を受けることではない。あなたがしたことは、私もしたこと。私たちは同じ荷物を背負って、彼女が生きるはずだった未来を歩き続けなければならないといったことを話して諭すのだった…。

次回はいよいよ雨木副校長が法廷に立ちます。「悪いいじめっ子は僕が処刑する」と言って死傷事件を起こし、服役していた雨木副校長の息子・音也(五十嵐隼士さん)が、喜里丘中学校の周りをうろついているのも気になるところです。

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