スニッファー 嗅覚捜査官 (阿部寛さん)

abehiroshi12

阿部寛さんは、NHK総合の土曜ドラマ枠にて放送されている連続ドラマ『スニッファー 嗅覚捜査官』に華岡信一郎 役で出演しています。
先週は第1回が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
大物代議士のパーティーが豪華客船で開かれていた。華岡信一郎(阿部寛さん)は、プラスチック爆弾を隠し持っている人物を匂いで発見し、船長に知らせてその場を立ち去る。華岡の嗅ぎ当てに間違いはなく、その不審人物はたまたま現場に居合わせた北千住署組織犯罪対策課の刑事・小向達郎(香川照之さん)によって逮捕される。
後日、小向は、新設された特別捜査支援室に配属される。その任務は華岡のお守役だった。華岡は、人並み外れた鋭敏な嗅覚によって事件解決に協力するコンサルタントで、FBIではスニッファー(=匂いを嗅ぐ人、鼻男)と呼ばれていた。
そんな中、特別捜査支援室に捜査一課から捜査協力の依頼が入る。エリート企業の社員たちが謎の凶器で次々と狙われる難事件だ。現場に来た華岡は、普段装着している鼻栓を外し、残されたわずかな匂いから、犯人像や凶器をあぶり出すのだった…。
匂いから、その人の年齢・性別をはじめどのような生活をしているかまで分かってしまう華岡。デリカシーがなく、体が大きい割には争い事が苦手のようです。人の感情にも匂いがあるという研究をしています。
そんな華岡とコンビを組むことになった小向は、仕事一筋だったせいか婚期を逃し、今は年老いた母・昌子(吉行和子さん)と2人暮らしの心優しい人情派刑事です。華岡の型破りな捜査に振り回されながらも良き相棒として華岡をフォローします。
個性が強い華岡と小向の絶妙な掛け合いが面白いです。嗅ぎ当ての際に華岡の口から次々と飛び出す化学成分等も妙な説得力があって興味深いです。
小向はピストル射撃の元五輪代表候補だったようですが、現在は何らかのトラウマを抱えているのか銃を撃つことができないようです。今後の展開も楽しみです。
原作は、ウクライナで制作されたテレビドラマシリーズです。