妖怪人間ベム (亀梨和也さん)

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KAT-TUNの亀梨和也さんは、日本テレビ系列にて毎週土曜夜9時から放送されている連続ドラマ『妖怪人間ベム』にベム役で出演しています。
一昨日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
ベム(亀梨和也さん)、ベラ(杏さん)、ベロ(鈴木福さん)は、人間でも動物でもなく、妖怪人間だ。普段は人間の姿に化け、家族として生活しているが、感情が高ぶると醜い妖怪の姿に戻ってしまう。彼らの願いは「人間になること」で、その鍵を握ると思われる男(柄本明さん)の情報を捜し続けている。
ある日、ベムはビルの屋上からつり下げられた岡田(中村倫也さん)という男性を助け、刑事・夏目章規(北村一輝さん)と知り合う。一方、ベロは公園で偶然にも夏目の娘・優以(杉咲花さん)と出会い、仲良くなるのだった…。
1968年から1969年に放送された同名のテレビアニメを実写化した作品です。本作ではそのアニメ第1作でベムの声を務めた小林清志さんがナレーションを担当しています。
特殊メークやCGを駆使して、予想していたよりはアニメ版のイメージが再現されていてなかなか良かったです。
ベムの「助けを必要とする人間を見過ごすことはできない。でなければ、俺たちはただの妖怪になってしまう」というセリフが印象的でした。ある意味人間より人間らしい正義の心を持っているベムたちは、何度も人に裏切られ、迫害されながらも、困っている人を助けるために自らの危険を冒しても奮闘します。
ベラのセリフにあった「何が正義で何が悪かなんて、誰にも決められやしないじゃないか」ということもテーマの1つなのでしょう。基本的には単純明快な娯楽作ですが、人間や社会に対する風刺も利かせてあって、今後の展開も楽しみです。