- 2017年3月28日
神木隆之介さんは、テレビ朝日系列の金曜ナイトドラマ枠にて放送されている連続ドラマ『11人もいる!』に真田一男 役で出演しています。
一昨日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
真田家の父親・実(田辺誠一さん)は、カメラマンだが仕事がない。母親の恵(光浦靖子さん)は、カフェ「日だまり」を営んでいるが、客はほとんど来ない。でも、子どもは5男3女で大家族だ。生活費は、高校3年生の長男・一男(神木隆之介さん)がアルバイトを掛け持ちして支えている。一男はそれが長男の役目だと考えているが、何でも一人で背負い込んでしまうため、いつもどこかイライラしている。だから仕事がなくてもいつもお気楽な実と一男は折り合いが悪い。
そんな家族が寝静まったある夜、末っ子・才悟(加藤清史郎さん)は、女性の声を耳にして、押入れを開けたところ、ド派手な服の女性がいた。なんとその正体は幽霊で、実の先妻で才悟以外の母親であるメグミ(広末涼子さん)だった。しかも、メグミの姿は才悟にしか見えないらしい…。
脚本は、俳優、演出家、ミュージシャンとしても活躍する宮藤官九郎さんです。
仕事のない父親、家庭的な後妻、8人の個性豊かな子どもたちという計10人と、末っ子にだけ見える、亡くなった先妻という謎の11人目を加えた貧乏大家族の絆をコミカルに描いていくようです。
いわゆる“クドカンワールド”炸裂で、“喜怒哀楽”あふれる日常が描かれています。コメディ要素が中心ではありますが、何気に現代社会の問題を反映させたシリアスなテーマも織り込まれています。
いい意味でバカバカしくてクスッと笑え、時にホロっと感動するようなホームドラマです。今後の展開も楽しみです。