- 2008年12月12日
山田優さんは、一昨日夜9時フジテレビ系列にて放送されたスペシャルドラマ『チーム・バチスタ第2弾 ナイチンゲールの沈黙』に浜田小夜 役で出演しました。
●導入部のあらすじと感想
“バチスタ事件”から9カ月後、東城医大付属病院において天才脳外科医・西園寺正也(遠藤憲一さん)の執刀で、少年・岡部巧(中島健人さん)の脳腫瘍の除去手術が行われた。手術が成功したにもかかわらず、巧は植物状態に陥り、高階権太病院長(林隆三さん)の依頼で、心療内科特別愁訴外来の診察医・田口公平(伊藤淳史さん)は、再び厚生労働省の白鳥圭輔(仲村トオルさん)とともに内部調査を行うことになる。西園寺と助手・三浦守(袴田吉彦さん)、巧と同室の少年・牧村瑞人(高田翔さん)や担当看護師の浜田小夜(山田優さん)に話を聞いて調査を進めていた矢先、瑞人の父・鉄夫(金山一彦さん)が、他殺体で見つかるのだった…。
本作は、連続ドラマ『チーム・バチスタの栄光』の続編にあたります。原作は海堂尊さんの同名小説ですが、ドラマオリジナルのキャラクターが登場したり、ドラマオリジナルの事件を取り扱ったりしていて、牧村鉄夫殺害事件を題材にしていること以外は、原作とは異なる内容になっていました。
ドラマでメインとなったのは、巧が植物状態のようになった原因と瑞人の父親を殺した犯人は誰かということです。西園寺へのミスリードはいかにもという感じでバレバレでしたが、2つの事件が直接的につながりのあるように見せる展開はよくできていると思いました。心優しくお人よしの田口とキレ者だが無神経な白鳥のコンビも健在で面白かったです。
最後は田口の元に内部告発文が届いたところで終わりました。原作では『ジェネラル・ルージュの凱旋』にあたる展開です。さらなる続編が実現する可能性もあるということですね。