トライアングル 最終回

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今週は、毎週火曜夜10時フジテレビ系列にて放送されていた連続ドラマ『トライアングル』の第11話(最終回)が放送されました。
●あらすじと感想
25年前の葛城佐智絵殺害事件、上海での志摩野殺害事件、そして、葛城サチ殺害事件、これらの事件の犯人は、丸山慶太(小日向文世さん)でした。
郷田亮二(江口洋介さん)が葛城均(大杉漣さん)を呼び出したのは、丸山をおびき寄せるために仕掛けた罠でした。サチ(広末涼子さん)が撃たれた時と同じ状況を作れば、また狙いに来ると考えたのです。亮二の予想は当たり、丸山はライフルの銃口を亮二たちに向けました。罠のことをあらかじめ聞かされていた黒木舜(稲垣吾郎さん)がそれを阻止しました。
前回、亮二は秋本了(佐々木蔵之介さん)から、25年前、亮二と間違えて秋本に接触した男は近所の交番のお巡りさんだったと聞かされていました。当時、丸山は秋本が言っていた交番に勤務していたのです。そして決め手となったのは、押収品の話に出た野球カード。警察が押収したのは、堀米卓也が落とした原選手のカードだったにもかかわらず、丸山が口にしたのは中畑選手のカードでした。事件当日、第一発見者だった亮二もカードを落としていて、それが中畑選手のカードでした。それは亮二と犯人だけしか知り得ない事実だったのです。
動機は妹の自殺でした。当時、均の会社で使途不明金が見つかって、経理を担当していた女子社員が使い込んだと疑われて自殺した事件があり、その女子社員が丸山の妹でした。丸山は自分が大切な妹を奪われたように、均の大切な娘を奪ってやると思ったのです。
顔は見られていないものの、当時、佐智絵の遺体現場で亮二と遭遇し、「後ろを振り向けばお前も殺す」と脅した丸山は、亮二の存在に怯え続けていたようです。口封じのために亮二を狙って、その結果、亮二と間違えて志摩野鷹也(堺雅人さん)の命を、そして亮二をかばったサチの命を奪いました。
25年前の葛城佐智絵殺害事件は、新藤利道(宅麻伸さん)の名前が出た途端、捜査は縮小。そのことで丸山は新藤が警察上層部と繋がりがあると分かったのでしょう。15年前の八ヶ岳の火災も亮二を狙った丸山の犯行で、わざと新藤の存在をちらつかせることで事件のもみ消しに成功したようです。
丸山は舜の拳銃を奪って自殺を図りますが、亮二がその銃を取り上げます。丸山の挑発により亮二は丸山の額に銃を当てますが、俺の大切な人が人殺しなんか望むわけないと言って、引き金を引きませんでした。そして、時効によって罪を償うことができなかった苦しみがずっと続く丸山を「可哀相に」と哀れみました。
数日後、警察OBである堂島代議士が、葛城佐智絵殺害事件をはじめ、数件の事件において犯罪の隠ぺい工作を引き受けた事実を確認した舜は、罪を犯した人間が権力によって守られるような事実を見過ごすわけにはいかないと、告発する決意を信造に伝えました。それに対し、信造は自分なりの答えとして辞表を提出したことを告げ、これからは舜の背中を見守っていくと言いました。
亮二は、25年前の事件現場へ行って佐智絵に祈りを捧げました。そして、自分の人生を生きるために、フランスのリヨンに旅立つようです。
丸山の行動にいくつか矛盾点があったように感じますが、丸山が「お前たちと一緒にいて3人で動いて充実してた。時折思ったよ。俺じゃなくて別に犯人がいるんじゃないかって。時々自分のしたことを忘れた。別に犯人がいてくれって、そう願った時もあった」と言っていたので、精神的に病んでいたということでしょう。
タイトルの“トライアングル”は、プロデュサーの重松圭一さんのコメントによると、パリ-上海-日本という3つの舞台、そして、過去-現在-未来の3つの時間、といった意味が込められていたそうです。そして、「あなたは本当に自分の人生を生きていますか?」という問いかけのテーマがあったそうです。亮二が丸山に「俺はこれから自分の人生を生きてやる」と胸を張って言っていたところが印象的でした。自分の人生を生きていると自信を持って言えるような人生を歩みたいものです。

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