コード・ブルー2 最終回 (浅利陽介さん)

asari
浅利陽介さんは、毎週月曜夜9時フジテレビ系列にて放送されていた連続ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2nd season』に藤川一男 役で出演しました。
先日は最終回(第11話)が放送されました。
●あらすじと感想
最終回は、飛行機の墜落現場での、藍沢耕作(山下智久さん)、白石恵(新垣結衣さん)、緋山美帆子(戸田恵梨香さん)、藤川一男(浅利陽介さん)、冴島はるか(比嘉愛未さん)たちの奮闘がメインでした。
墜落した飛行機に息子を置いてきたと後悔して嘆き悲しむ父・北村英樹(木下政治さん)と会って、その息子・勇樹(一井直樹さん)の治療にあたる藍沢と冴島。冴島は、そばにいることが大切と訴え、逃げる父親を息子のもとに連れて来て、父と息子の関係を自分と重ね合わせる藍沢は、人はひとりでは命を大切にしない、一緒にいて悲しませたくないっていう人がいるから人は自分の命を大切にすると説得。それによって父親は息子に声をかけて励まし始め、藍沢は、命を優先して勇樹の足を切断して残骸から助け出すことに成功しました。
白石は、墜落した飛行機に乗っていて自ら怪我を負いながらも医師として現場で患者のトリアージを行っていた父・博文(中原丈雄さん)と一緒に、残骸に挟まれた初老の患者の治療にあたりました。心配そうに付き添う娘・三咲(山田キヌヲさん)と自分を重ね合わせ、患者に声をかけて励ましながら治療にあたる白石の姿を見て、父・博文もその思いを感じたようです。白石は、博文の的確な診断のおかげもあり、無事に処置を終えることができました。
危険な状態に陥った少年・翔太(清水優哉さん)の治療に当たる緋山。心の傷に苦しみながらも、少年の母親・知子(中村綾さん)の叱咤激励で、あくまでもモノとしてではなく人として扱い開胸の応急手術に臨んだ緋山は、無事成功して患者を救うことができました。
二次災害に遭った知り合いの救急隊員・細井雄介(永岡佑さん)を診ていた藤川は、細井に自分を後回しにして他の患者を診て欲しいと言われました。細井の気持ちを汲んでその場を離れ、骨盤骨折で右足の血流を失った患者の治療にあたる藤川。かつての指導医・黒田脩二(柳葉敏郎さん)の無線での指示のもと、藤川は、立派に処置することができました。しかし、乗客の救出が一段落して、藤川はヘリで細井を病院に運ぼうとしましたが、あとわずかというところで細井は大量出血を起こして亡くなってしまいました。藤川はそれでも気丈に他の患者の処置にあたりました。
事故から数日後、手術が成功した救命センター部長・田所良昭(児玉清さん)は、無事意識を取り戻しました。
藍沢、白石、藤川はフライトドクターに認定されましたが、緋山は認定されず、遠回りすることとなりました。そんな緋山のもとに、訴訟騒ぎになった時の患者の母親・野上直美(吉田羊さん)が訪ねて来ました。自分のせいでフライトドクターに認定されなかったと謝罪する直美に、緋山はもう1度話すことができたことが何より嬉しいと言って、会いに来てくれたことに感謝しました。
白石は、博文にフライトドクターになったことを報告し、お父さんみたいな医者になると告げました。博文は、そんな娘に、涙を浮かべながらただ頑張れと言い残して去って行きました。
藍沢は、仕事の都合で命日の1日遅れで、母の墓参りに祖母の絹江(島かおりさん)と出かけました。生い立ちに嘘をつき続けてきたことを詫びる絹江に、藍沢は両親のいない20年間があったからこそ大切なことに気づくことができたと逆に感謝しました。墓前で、藍沢は父・誠次(リリー・フランキーさん)と会いました。誠次は、毎年わざと命日の次の日に墓参りに来ていたのです。藍沢はフライトドクターになったことを亡き母に報告して、父・誠次と真正面から向き合いました。藍沢のことを母親に似ていると語り、成長のない自分を嘆く誠次に、藍沢は、自分が誇りとする手の器用さは、父・誠次に似たのだと言って励ましました。そして、藍沢は誠次に来年は命日に来て欲しいと告げました。
春が来て、白石、藤川はフライトドクターとして勤務し、緋山もやり直しの一年を翔北救命救急センターで始めていました。冴島もフライとナースとして彼らとのフライトを続けています。森本忠士(勝村政信さん)は轟木聖子(遊井亮子さん)とよりを戻し、橘啓輔(椎名桔平さん)と三井環奈(りょうさん)の関係も修復しつつあるようです。藍沢は、翔北救命救急センターの脳外科、西条章(杉本哲太さん)の下で働いています。最終的には心臓外科も経験してまた救命に戻るつもりのようです。そんな藍沢は、救命からのコンサルの要請で、度々救命に駆けつけていて、相変わらず、藍沢、白石、藤川、緋山、冴島のチームは健在のようです。

前回のシーズンから観ていたこともあり、感慨深い最終回でした。2nd seasonは“奇跡”を否定するような形でスタートしました。でも、最終回では、救命の世界に奇跡は無いとしながらも、奇跡そのものについて言及し、自分や自分の大切な人が健康であること、打ち込める何かがあること、間違いを正してくれる上司や仲間がいたり、負けたくないと思える相手がいることといったささやかな幸せを奇跡とするなら、それに気づかないだけで、自分たちのすぐそばにたくさんの奇跡があるのだと結論付けていました。
希望のある終わり方で良かったです。