ロス:タイム:ライフ (瑛太さん)

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瑛太さんは、毎週土曜夜11時10分フジテレビ系列にて放送されている土曜ドラマ『ロス:タイム:ライフ』の第1節に中山春彦 役で出演しました。
一昨日はその第1節「カメラマン編」が放送されました。
●第1節「カメラマン編」のあらすじ
中山春彦(瑛太さん)はスクープを狙う報道カメラマン。篠田(小市慢太郎さん)から麻薬取引のガサ入れ情報を得てスクープ写真を撮りに行くが、マフィアの人に見つかってしまい銃で撃たれてしまう。走馬灯の後に待ち受けていたのは、死ではなく死の前の人生のロスタイムだった。謎のサッカー審判団に4時間17分のロスタイムを宣告され、中山はスクープ写真を撮り損ねたことに後悔し、がむしゃらにスクープを狙おうとする。途中産気づいた妊婦と出会い、病院にタクシーで連れて行ったところ、妊婦の旦那と勘違いされ分娩にまで立ち会うはめに…。病院でたまたま目にした新聞で自分のスクープ写真が使われていないことに気付く。
篠田が言うには、おまえ(中山)は被写体の命も自分の命も大事にしていない。おまえの写真に写っているのはただの事件で、事件の中にいる人間が写っていないとのこと。その言葉に憤慨する中山だったが、やがて5年前に別れた彼女・百合子(吹石一恵さん)のことを思い出し、思い出のライカのカメラを持って意を決して会いに行く。ところが面と向って会う勇気が出ない。仕方なく電話をかけてみたところ女の子が携帯に出る。百合子には娘がいたのだ。ショックを受けた中山は軽く挨拶を交わし電話を切って近くの公園で途方に暮れる。すると、百合子とその娘(稲垣鈴夏さん)が偶然その公園にやって来た。遠くで隠れながらその姿を写真に収める中山。百合子が近所のおばさんと話をしている隙に娘が中山のところにやって来る。なんでもカメラが好きとのこと。中山は話をしているうちにその娘が自分の実の娘であることに気付く。来香という名の娘に中山はライカのカメラをあげ、お礼におもちゃのブレスレットをもらう。その時を惜しみつつ、謎のサッカー審判団の命令で中山は銃で撃たれた時の現場の元の位置に立つ。ロスタイムを振り返り、「俺って、ダメな男だったかな?」と中山が問いかけると、審判団の一人が首を横に振る。来香にもらったおもちゃのブレスレットを手に「いい写真撮れたかなあ」としみじみとつぶやくと中山のロスタイムは終わり、ホイッスルの音の後に赤ちゃんの産声が聞こえる。中山が無事生まれ変わったということだろうか。
その後、百合子の家には中山が撮った百合子と来香の写真と、来香が撮ったと思われる中山の写真が飾られてあり、そばにはライカのカメラが置いてあった。恐らくその中山が写っている写真に呼びかけたであろう来香の声が聞こえる。「パパ、行って来ます!」
●第1節で判明したルール
・ロスタイム中は他人と接触してもいいが、自分の死を伝えてはいけない。それを破るとイエローカードを提示されてしまう。
・イエローカード累積2枚で次の人生生まれ変われなくなる(生まれ変われなくなるとタニシになるという噂がある)。
ドラマ『ロス:タイム:ライフ』は、毎回1話完結形式でそれぞれ主演が異なります。温水洋一さんのみ全話通して出演するそうです。
タイトルの“ロスタイムライフ”とは人生の無駄を清算する生涯最期のひとときを意味します。
様々な状況の中で死を迎えることになってしまった主人公たちが、死の直前に当事者のみ時が止まり、最期に自由に使える人生のロスタイム(人生において無駄に過ごしてしまった時間の累計)を謎のサッカー審判団によって宣告され、その時間をどう過ごすかを描いた9つのドラマになります。
原案、チーフ監督、脚本(第1節)を務めるのは新進気鋭の映画監督・筧昌也さんです。
自主制作映画としてつくられた『美女缶』がテレビドラマ制作者の目に止まり、『世にも奇妙な物語 ’05春の特別編』の一編として妻夫木聡さん主演でセルフリメイクされ、一躍、映画界・テレビ業界の制作者から注目される話題のクリエーターとなったそうです。
今回のドラマ(第1節)も個人的感想としては、『世にも奇妙な物語』を彷彿させる話で面白かったです。
●各節の主演(※敬称省略)
第1節  瑛太 「カメラマン編」
第2節  小山慶一郎(NEWS) 「刑事編」
第3節  友近 「スキヤキ編」
第4節  上野樹里 「看護師編」
第5節  伊藤淳史 「幼なじみ編」
第6節  田中直樹(ココリコ) 「ヒーローショー編」
第7節  常盤貴子 「極道の妻編」
第8節  真木よう子 「部長編」
第9節  大泉洋 「ヒキコモリ編」