薔薇のない花屋 (本仮屋ユイカさん)

motokariya
本仮屋ユイカさんは、毎週月曜夜9時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『薔薇のない花屋』に主人公・汐見英治(香取慎吾さん)の恋人で雫の母親。雫を出産した後に亡くなったという役で出演しています。
一昨日は第1話が放送されました。
●あらすじと感想
英治に対しなぜか破滅に追い込もうとするほどの憎しみの感情を抱いている病院の院長・安西輝夫(三浦友和さん)が自分の病院に勤めている看護師・白戸美桜(竹内結子さん)に英治を誘惑して心を奪うように命じて、美桜は盲目の女性として英治に近づく。
仕事の取引先のホストクラブに花を届けに訪れた英治は、客の金を盗もうとして店をたたき出されたホスト・工藤直哉(松田翔太さん)を助ける。直哉は彼女が妊娠したと言ったため金が必要だったのだ。それをきっかけに直哉は英治を“アニキ”と慕って英治の家に転がり込む。
雫がパペットマペットのような頭巾をかぶったままだった理由は、英治が自分の顔を見て亡くなった母親(本仮屋ユイカさん)を思い出し寂しい顔をするため。しかし、英治は『北風と太陽』の童話を例えに母親の死を説明し、雫の責任ではないと諭す。そして雫がいなかったら自分の人生は無意味だったと話す。その話に納得した雫は頭巾を外すのだった。
雫が大親友だと言う“チロル”は犬のことだった。英治は雫が描いた犬の絵に“CHIRORU”と書いてあるのを発見してそれが判明した。英治は雫の誕生日に、絵に似ている犬を探して何軒ものペットショップを巡り、ようやくぴったりの子犬を見つけた。

本作は、8歳の娘・雫(八木優希さん)を男手一つで育てながら花屋を営む物静かな青年・汐見英治(香取慎吾さん)を取り巻く様々な人々との人間模様と愛の形を描くヒューマンラブストーリーです。
脚本は野島伸司さんで、2005年の『あいくるしい』以来の連続ドラマ脚本となります。ここ3年は小説などに比重を置き、ドラマの世界からは遠ざかっていた野島伸司さんが新たな気持ちで挑んだそうです。
登場人物それぞれがいわくありげで、なんとも謎が多い滑り出しでした。
本仮屋ユイカさん演じる雫の母親の名前が明かされていないのも気になりましたし、ビデオレターでの相手の呼び方が名前ではなく「君(きみ)」というのも気になるところです。「英治」とか「英治くん・さん」ではなく「君」です。何か意味があるのかもしれません。
院長・安西に「仰っているような悪い人には見えませんでした」と言って英治の心を奪うことにためらいを示した美桜。しかし、「どの道君に選択肢はない」と言われ突っ返されます。美桜は、安西に何か弱みでも握られているのでしょうか? 単なる院長と看護師の関係には見えませんでした。
雫の頭巾をからかって取ってしまった転校生・広田省吾(今井悠貴さん)は、雫が学校中の人気者であるため、クラスの人たちに殴られてしまいました。彼が今後どう話に絡んでくるのかも気になります。
そういえば、タイトルの通り、英治の花屋にはなぜか薔薇の花がありません。
美桜は「奥さんが亡くなられたから、もう自分は恋はしない、情熱はないんだって、そう思ったから」と勘ぐりますが、英治はそれを否定して、「薔薇の花には棘がある。もしかしたら薔薇は、綺麗だなとか可愛らしいねとかって言われるの、嫌なのかもしれない。近づかないで。私にさわらないで。悪いけど私は他の花とは違うと思いたいのかもしれない。そうやって薔薇が思うなら可哀相でしょ? 花屋はお客さんを選んであげられないから」という風に説明します。
実際のところはどうなんでしょう? 第1話の冒頭で雫の母親は、ビデオレターで私の夢は部屋にお花を飾ることで記念日とかには必ず薔薇の花を置きたいと言い、照れくさそうに変わらぬ愛を誓いますと言います。
そして、雫の出産の日。英治は薔薇の花一輪を握りしめ病院に駆けつけましたが、同時に彼女(雫の母親)の死と直面します。
その辺の思い出とリンクしてしまうからか、それとも英治にとって薔薇には他に何か意味があるからなのか。タイトルになるぐらいですから、また触れられることがあるのでしょう。

スポンサーリンク