- 2008年1月24日
三浦友和さんは、フジテレビ系列の毎週月曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『薔薇のない花屋』に安西輝夫 役で出演しています。
一昨日は第6話が放送されました。
●あらすじと感想
汐見英治(香取慎吾さん)は、菱田桂子(池内淳子さん)に促され、ついに白戸美桜(竹内結子さん)が看護師をしている姿を目撃してしまう。
そうとは知らずに演技を続ける美桜。英治は騙し取られたお金のことよりも気になることがあった。それは、美桜はどうして自分のそばから離れようとしないのかということだ。しかし今の関係を壊したくない英治はそれを口にすることができない。
美桜はお金を騙し取った時点で任務完了で、姿を消すこともできたはずだが、騙し続ける道を選んだ。それはさらなる罪悪感に苦しみ続けてもそれでもなお英治に会い続けたいという気持ちが強かったからである。
美桜の手術で目が見えるようになったという芝居を、英治はその嘘に気付いていないという芝居で包み込む。しかしお互いが好きであるという気持ちは芝居ではないようだ。
一方、安西輝夫(三浦友和さん)は雫(八木優希さん)に近づき、察しがいい雫は安西が祖父であることに気付く。そして安西も雫の祖父であることを認める。学校帰りに安西の車に乗って行く雫を見かけて心配していた小野優貴先生(釈由美子さん)に、雫は車の主が祖父であることを告げ、花屋を今まで通りやっていくために、タイミングを見計らってお金を借りるつもりだと明かす。
安西の思惑通り、金も定職もなくなった英治。安西は孫・雫の親権裁判の準備を進めるよう弁護士に指示するのだった…。
前回、安西が、これから先も任務を続けてあの男(英治)に会いたいならば、網膜の手術を受けなさいと美桜に言っていたのは、網膜の手術を受けるふりをしなさいという意味だったようです。
そして、今回明らかになったミッションは、雫の親権裁判です。雫の親権を取りたいがために今までのミッションが存在したのか、それとも、雫の親権でさえ、英治に復讐するためのミッションの1つに過ぎないのかが気になるところです。
借金を抱えた工藤直哉(松田翔太さん)も、このまま引き下がるとは思えません。
英治が直哉に語った次のセリフが印象的でした。「信じろよ、誰かを、1人でいいから。肉親だと世界がつまるから、それ以外の誰かを。他の誰かを信じれば、きっと安心するよ。それでその人にだけは、嘘をつかないって自分で決めるんだ。そうすると心が安定する」
美桜の嘘を知ってしまった英治は、これからも美桜のことを信じ続け、心を安定させていくことができるのでしょうか?