絶対零度 (沢村一樹さん)

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沢村一樹さんは、フジテレビ系列の毎週月曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』に井沢範人 役で出演しています。
昨日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想(ネタバレ注意)
公安外事第二課のエリート刑事だった井沢範人(沢村一樹さん)は、ある事件をきっかけに総務部資料課分室への異動を命じられる。
資料課分室のメンバーは、痴漢容疑者への必要以上の暴行で生活安全課から異動させられた小田切唯(本田翼さん)、入庁以来ずっと資料課にいる人付き合いが苦手な南彦太郎(柄本時生さん)、様々な部署をたらい回しにされてきた田村薫(平田満さん)という、警察内のトラブルメーカーばかりだ。しかし実はこの資料課分室には、刑事企画課特別捜査官・東堂定春(伊藤淳史さん)が中心となって秘密裏に進められてきたあるプロジェクトが託されていた。それは、人工知能(AI)がデータを解析してこれから起こる重大犯罪、主に殺人を犯す可能性が高い危険人物を割り出す“未然犯罪捜査システム(通称:ミハンシステム)”の実用化プロジェクトだった。
一方、山内徹(横山裕さん)が所属していた特殊捜査班は、山内がバディを組んでいた桜木泉(上戸彩さん)の失踪事件をきっかけに解散。その後、捜査一課に異動した山内は、独自に桜木の行方を追い続けていたものの、桜木失踪の捜査をうやむやにしようとする警察組織への不信感から上司と衝突して資料課分室への異動を命じられる。資料課分室に託されているプロジェクトのことを知った山内は、ミハン捜査の違法性や冤罪を引き起こす可能性もあることを憂慮して反感を示すのだった…。
シーズン1ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2では“潜入捜査”をテーマに、新米女性刑事・桜木泉(上戸彩さん)の活躍と成長を描いてきた『絶対零度』シリーズ。本作では、元公安のエリート刑事・井沢範人を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する”チームの姿が描かれていくようです。
資料課分室に課せられたミッションは、表向きは普通の総務部資料課分室として仕事をやり、裏では“未然犯罪捜査チーム=ミハン”として、AIによるミハンシステムの割り出した危険人物がこれから起こすかもしれない重大犯罪(主に殺人)を阻止することです。ただし、いつ、どこで、誰が、なぜ殺されようとしているのかは分からず、それらのことを潜入捜査したりして突き止めなければなりません。現時点ではこのような捜査は当然のことながら違法捜査です。山内が言うように、AIが割り出した人物を殺人犯と決め付けた完全な見込み捜査で、色々な意味で危険を伴います。
前シリーズまで主人公だった桜木は、1年半前に極秘任務につき、その捜査中に突如失踪してしまったようです。今回の第1話のラストでは、桜木がベトナムで殺害されて遺体となって発見されたとの情報が入りました。桜木の事件は、井沢たち“ミハン”メンバーの物語とどう繋がっていくのか気になるところです。
そして、お調子者でのらりくらりとしながらもリーダーシップを発揮し、クセの強い部下たちをまとめていく井沢ですが、過去に起きたある事件から時に心の闇をのぞかせます。その事件がどのようなものだったのかも今後明かされるのでしょう。これからの展開も楽しみです。