アンナチュラル (石原さとみさん)

ishiharasatomi10

石原さとみさんは、TBS系列の毎週金曜夜10時枠にて放送されている金曜ドラマ『アンナチュラル』に三澄ミコト役で出演しています。
一昨日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
不自然死究明研究所(通称:UDIラボ)で働く法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみさん)が、臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子さん)や記録員の久部六郎(窪田正孝さん)たちと様々な不自然死(アンナチュラル・デス)の謎を解明していくお話のようです。
第1話は、一人暮らしで突然死した息子・高野島渡の死因に納得がいかないという中年夫婦からの依頼でした。警察医の見立ては「虚血性心疾患」(心不全)でしたが、中年夫婦はほかの原因ではないかと疑ったのです。
ミコトたちが調べた結果、急性腎不全の症状が見つかって薬毒物死の疑いが浮上。さらに、高野島と一緒に仕事をしていた同僚の若い女性も、高野島が亡くなった翌日に原因不明の突然死を遂げていたことが判明しました。
高野島の遺体の第一発見者は婚約者の馬場路子(山口紗弥加さん)であり、彼女の仕事はなんと劇薬毒物製品の開発でした。もし路子がまだ誰も知らない未知の毒物“名前のない毒”を開発していたとしたら完全犯罪が成立しかねないとして、ミコトたちが更なる調査に乗り出していくという展開でした。
全体的にテンポがよく、ストーリーも捻りがあって面白かったです。
ミコトの「法医学は未来のための仕事」という言葉が印象的でした。亡くなった人だけでなく今を生きる人々を救って未来への希望を見出すために、妥協せずに真摯に仕事と向き合うミコトの姿に好感を持ちました。そんなミコトにはどうやら壮絶な過去があるようです。
一方、ミコトと同じくUDIラボの法医解剖医である中堂系(井浦新さん)も過去に何かあったのか、ミステリアスな雰囲気を漂わせています。葬儀社の社員・木林南雲(竜星涼さん)に金を渡して“赤い金魚”という謎の何かを捜させているようです。今後の展開も気になります。