ラッキーセブン 最終回 (松嶋菜々子さん)

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松嶋菜々子さんは、フジテレビ系列の月曜夜9時枠にて放送されていた連続ドラマ『ラッキーセブン』に藤崎瞳子 役で出演しました。
一昨日は最終回(第10話)が放送されました。
●あらすじと感想
最終話は藤崎瞳子(松嶋菜々子さん)の父・眞人の死の真相を究明するお話でした。
ボランティアで「品川の未来を考える会」の活動をしていた弁護士・眞人(大鷹明良さん)は、16年前、歩道橋で転落死したとされていましたが、八神コーポレーションのビル内で殺害されていたことが発覚しました。眞人は、八神景介(鹿賀丈史さん)の土地買収にまつわる不正の証拠を掴み、自首を勧めに社長室に行きましたが、八神はそれを受け入れず、そればかりか手下を使って眞人を殺害したのです。遺体は歩道橋の下へ運ばれ、転落死に見せかけられました。八神は副署長・田無(岐部公好さん)とも通じていたようなのでそれが可能だったのでしょう。その田無は、警部・後藤将司(金田明夫さん)が密かに捜査を進めてくれていたおかげもあって、監察から取り調べを受ける運びとなりました。
父親の会社を継ぐことを理由にラッキー探偵社を去った新田輝(瑛太さん)は、実際は自分が巻き込まれた一件が16年前の瞳子の父親の事件が関わっていたことを知り、独自に調査をしていました。八神側に潜入調査していた新田のおかげで、眞人の手帳に八神の不正を暴く証拠品の隠し場所が書かれていることが判明。ラッキー探偵社はチーム一丸となって手帳を解読し、隠し場所と見られる八神コーポレーションの本社の屋上の神社に潜入。神社で銀行の貸し金庫の鍵を見つけ出し、八神の手下たちの妨害に遭いながらも、無事証拠品を手に入れることができました。手下のリーダー(永井大さん)と時多駿太郎(松本潤さん)の格闘が見応えありました。八神はひとまず談合容疑で逮捕されました。すべてが明らかになるにはまだ時間がかかりそうですが、それでもこの16年間に終止符が打てると瞳子は安堵。ラッキー探偵社に新田も正式に戻り、7人が揃いました。相変わらず犬猿の仲でケンカをする駿太郎と新田、それを迷惑がる茅野メイ(入来茉里さん)、不満を言い合う旭淳平(大泉洋さん)と水野飛鳥(仲里依紗さん)、そして、総務の筑紫昌義(角野卓造さん)と社長の瞳子。騒がしいながらも笑顔が飛び交っている事務所内の様子を見せて物語は締めくくられました。
事件解決後、テレビのニュースを見た後に駿太郎の母・百合子(岡江久美子さん)が言った「毎日働いて、精一杯遊んで、泣いたり笑ったりして一生懸命生きていく。どんなに街が変わってっても、私たちがやる事は変わらないのよね。きっと」という言葉が印象的でした。