幽かな彼女 (杏さん)

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杏さんは、フジテレビ系列にて毎週火曜夜10時から放送されている連続ドラマ『幽(かす)かな彼女』にアカネ 役で出演しています。
先日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
神山暁(香取慎吾さん)は小原南中学校赴任当日に遅刻してしまう。すでに朝礼が始まっていて、新任の副校長・霧澤和泉(真矢みきさん)が、携帯電話をいじっている生徒を毅然とした態度で注意しているところだった。
神山は3年2組を受け持つことになる。副担任・河合千穂(前田敦子さん)から生徒の相田拓途(神宮寺勇太さん)の不登校問題の話を聞くが、神山は生徒の問題に深く関わる気はないと冷めた態度を見せる。
神山が越したマンションの部屋には、幽霊が出るという噂があった。その幽霊はかつて小原南中に勤めていた教師で、生徒とうまくいかずノイローゼで死んだという。神山の前に女の幽霊が現れて襲いかかってきたが、神山は動じることなくあっさり撃退。実は神山は幽霊が見え、話もできる霊感体質の持ち主なのだ。地縛霊のアカネ(杏さん)と名乗るその幽霊は、許しを請いつつも大喜び。自身が元教師ということもあり、教師の神山に干渉してくるのだった…。
神山は、以前は生徒のいじめ問題に向き合うような熱血教師だったようですが、生徒・学校・保護者の対応に失望し、生徒個人や学校でのトラブルには深入りはせず、一定の距離を保って接するようになったようです。
アカネは、生前は教師だったということは覚えていますが、死因もいつ死んだのかもすっかり忘れてしまっているようです。そんなアカネは教育者としての信念を持っていて、それは神山からすると“一昔前の熱血、体当たり教師”の考え方そのもので、今の神山とはいわば対極の姿勢です。それゆえに第1話でも2人は衝突しますが、神山はアカネによって“教師としての情熱”スイッチを発動させられます。アカネの唯一の友人で浮遊霊の吉岡さん(佐藤二朗さん)の助けもあり、神山は生徒・相田の問題と向き合うことができました。
人間と幽霊という垣根を越えた神山とアカネのコンビが、学校に潜む問題にどう取り組んでいくのか楽しみです。副校長・霧澤は元弁護士で、トラブルが起こった際にはビジネス的な感覚で迅速に対応して事態を収束させます。そんな霧澤が今後どのように神山と関わっていくのかも気になるところです。

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