ブラックボード (櫻井翔さん)

sakurai09
ドラマ『ブラックボード~時代と戦った教師たち~』は4月5日から4月7日の三夜連続でTBS系列にて放送されています。
嵐の櫻井翔さんは、第一夜(軍国主義[未来])に白濱正平 役で出演しました。
●導入部のあらすじと結末を含めた感想
国史担当の中学教師・白濱正平(櫻井翔さん)は、戦争は正しいことだと信じ、生徒にもお国のために死ぬことは名誉なことだと教えて出征した。
1947年、正平は右腕を失くしながらも復員し、敗戦後の日本のあまりの変わりようにとまどいながらも再び教職に就くが、180度転換してしまった教育方針を受け入れられずにいた。
そんな中、かつての教え子たちの身を案じて同窓会を開く。正平は出征前に「戦争で勝つことでしか日本の未来はない」と教えていたが、その言葉を信じて勇んで少年兵などに志願した教え子たちは、健康な体や心を失い、命を落とした者もいた。彼らが心に傷を抱えていることを知り、正平は自分の信じたもの、“教育”、“教師”とは何かということを思い悩むのだった…。

戦争という大きな波に翻弄されながら、先生も生徒と一緒に答えを探していた…という物語でした。
戦争で息子をなくした校長・塩田明憲(北大路欣也さん)の「絶対に二度と戦争を起こしてはならないと思っている。そのためには、戦争を起こすような人間を育ててはならない。だからこそ“教育”が大事なんだよ」という言葉が印象的でした。
さんざん戦争は正しいと教えてそのために生徒たちが死んだのに、全く逆のことをのうのうと教えるなんてできないと思い悩んで自殺までしようとした正平。それを助けた母・まさ(名取裕子さん)は、同じく教員だった正平の父の言葉を紹介しました。それは「“先生”という言葉の意味は、先に生まれた人だと辞書に書いてあるけれど、俺は先に生きてみせる人、先様を生かす人だと思う」というものでした。何とも深い言葉です。
正平は再びかつての教え子を教室に呼び寄せ、自分の過ちを認めました。それから「人を殺し、腕をもがれ、命乞いをして帰ってきた先生の姿をこの黒板の前で晒し、皆の言葉を受け止めることが“未来”を教えることだと思う」と告げました。そして黒板に“未来”と力強く書いて「みんな、生きろ。そして未来をつくれ。先生はここでずっと見ている」と言いました。
それから5年後、正平は戦地で受けた傷が原因の急病で、35歳という若さで命を落としました。しかし、正平の言葉、教えはいろんな人に影響を与えているはずです。東京大空襲で両親を失った戦災孤児・後藤明(今井悠貴さん)もその一人です。彼は白濱と出会い、学校に興味を持ち、実際に白濱のもとでも学んで、中学卒業後、鉄工所で稼いだお金で夜間大学に進み教師となりました。第二夜は教師となった明(佐藤浩市さん)が校内暴力に立ち向かうお話のようです。

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