救命病棟24時 第4シリーズ (板尾創路さん)

itaoitsuji

板尾創路(いたお いつじ)さんは、フジテレビ系列にて毎週火曜夜9時から放送されている連続ドラマ『救命病棟24時(第4シリーズ)』に花輪勝司 役で出演しています。
昨日は第3話が放送されました。
●あらすじと感想
海南医大救命救急センターは、救命専門医が進藤一生(江口洋介さん)と小島楓(松嶋菜々子さん)、それから医局長・澤井悦司(ユースケ・サンタマリアさん)ぐらいで、研修医・工藤亮介(石田卓也さん)と他の科から応援に来ている眼科医・丹原博嗣(趙珉和さん)、耳鼻科医・野口昭光(矢柴俊博さん)で窮状をしのいでいる。
そんな中、進藤は元救命医の花輪勝司(板尾創路さん)に、澤井は元救命看護師の山城紗江子(木村多江さん)に目をつけて声をかけるが、いずれもいい返事がもらえない。
紗江子は救命認定看護師の資格を持つエキスパートだが、離婚によりシングルマザーになり、育児のために夜勤の無い放射線科の看護師になった。
花輪は腕は超一流だが、救命での多忙が原因で息子や妻とのコミュニケーションがままならず離婚するはめになり、息子と会う時間を作るために麻酔科に移った。花輪は、過労で前医局長・大山修三(築出静夫さん)が倒れたのは自分のせいだと責任を感じている。
しかし、交通事故の患者の受け入れで先生が足りない中、新米看護師・鴨居千夏(北乃きいさん)がICUで診ていた患者が急変して、事態は変わる。患者のために助けを求める千夏の声は花輪に届かなかったかのように思われたが、大事な離婚調停の裁判があるにもかかわらず、花輪は救急センターに戻ってきた。そして、紗江子も助太刀にやって来た。花輪と紗江子の見事な連携と千夏の頑張りのおかげで患者は命を取り留めた。
遅れて家庭裁判所に駆けつけた花輪は、元妻・升美(秋本奈緒美さん)に「ぼくも大きくなったら、お父さんのようなお医者さんになりたい」と書かれた息子の作文を見せてもらい、救命に戻るよう後押しされる。
かくして救命のエキスパートである花輪と紗江子は救命に戻ってくるのだった…。
澤井が講演会で話していた「この国の救命医療は今や崩壊寸前です。しかし、そんな環境の中で、人々を救おうと努力している人間たちがいます。彼らを動かしているのは、責任感と患者への思いです」という言葉が印象的でした。今回、花輪と紗江子が救命に戻ってきたのも責任感と患者への思いからでしょうし、千夏も患者への思いの大切さを学んだようです。
医院長から救命センター改革の全権を与えられた澤井は、秋までに三班体制の合理的運営が可能な高度救命センターを立ち上げようとしているようです。今後の展開も楽しみです。