デカ黒川鈴木 (板尾創路さん)

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板尾創路さんは、日本テレビ系列にて毎週木曜深夜の木曜ミステリーシアター枠において放送されている連続ドラマ『デカ黒川鈴木』に黒川鈴木 役で出演しています。
昨日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
ワサビを栽培する畑で農園主・園山茂夫(田口主将さん)が遺体で発見される。一報を受けた所轄署の刑事・黒川鈴木(板尾創路さん)は、部下の白石高作(田辺誠一さん)、赤木忠志(田中圭さん)と共に現場に急行する。
その現場で黒川たちは第一発見者で被害者の長女である園子(釈由美子さん)と、長男・達夫(山本剛史さん)、次男・丸夫(西島功輔さん)と出会う。1本2千円もする高級ワサビが根こそぎ盗まれ、被害総額は60万円。園子によると、ワサビだけではなく裏にある温室のガラスも割られていたが、そこで栽培されていたランなどは無事だったという。事件当夜に畑の前でヘッドライトの光を見たという路線バスの運転手の証言も出てきた。黒川はある人物に絞り込んで捜査と推理を進めるのだった…。
原作は滝田務雄さんの警察小説『田舎の刑事』シリーズです。脚本は『連続ドラマ小説 木下部長とボク』を手掛けた大宮エリーさんで、板尾さんは同作でも主演を務めていたので2年ぶりの再タッグとなります。
都会から離れた田舎にある警察署の刑事・黒川鈴木が、無能な部下たちと共に田舎で起きた凶悪事件の解決に挑む姿をコメディタッチで描いていくようです。
個性豊かな3人の刑事たちが面白いです。クールで冷静沈着な黒川ですが、妻の愚痴に弱かったり天然ボケな一面もあります。能天気な白石はとにかく空気を読まないマイペースな性格。3人の中で唯一の“普通の人”である赤木は、白石に対してはもちろんのこと、黒川にもツッコミを入れる役割を担っているようです。
強引な面もありましたが、黒川の鋭い洞察力で事件が解決される過程は痛快でした。今後もチームワークゼロの3人の掛け合いや推理劇が楽しみです。