絶対彼氏 最終回

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相武紗季さんは、毎週火曜夜9時フジテレビ系列にて放送されていた連続ドラマ『絶対彼氏~完全無欠の恋人ロボット~』に井沢梨衣子 役で出演しました。
一昨日は第11話(最終回)が放送されました。
●あらすじと感想
クロノスヘヴン社販売統括部長・白鷺優貴(篠井英介さん)に欠陥品と判断された天城ナイト(速水もこみちさん)は、回収され初期化スイッチを押される。しかし、ナイトの井沢梨衣子(相武紗季さん)への愛がプログラムに打ち勝ち、初期化エラーを起こし免れる。梨衣子と並切岳(佐々木蔵之介さん)の熱意に心を動かされた白鷺は、ナイトの処分をあきらめる。
パリで行われるコンクール本選への出場が決まり、浅元創志(水嶋ヒロさん)と一緒に行く予定だった梨衣子だが、創志にきっぱりと断ってしまう。創志はナイトがロボットだと知っていることを告げ、「俺なら、お前と一緒に年を重ねていける!死ぬ時は別々かもしんねーけど、お前と一緒に生きていける!」と引き止めるのだが、梨衣子はそれでもナイトのそばにいたいと言って聞かない。
不調の続くナイトに梨衣子がキスをすると、翌朝には奇跡的にナイトの体調が良くなっていた。しかし、実は機能稼動率は低下していて、ナイト自身それを知っていた。
創志は、いつか梨衣子がパリに来た時のためにも動きやすくしておいてやりたいとの思いで、一人でパリに渡る決心をする。そして、兄・将志(中村俊介さん)と確執のあった創志だが、父・和志(山本圭さん)から、実は梨衣子のパリ修行が決まったのは、将志のおかげであったことを知らされ驚く。将志も先代の味を残したいと考え、ASAMOTOを愛する気持ちは創志と同じだったのだ。
若林ふじ子(真矢みきさん)の店「カフェバー・リベルテ」で創志の送別会が行なわれ、ASAMOTO企画開発室のメンバーや伊藤美加(上野なつひさん)が集まる。パリじゃなくてナイト君を選ぶなんて梨衣子らしいとの美加の言葉に、梨衣子は満面の笑みを浮かべる。ナイトは創志やふじ子にさりげなく別れの挨拶をする。帰り道、ナイトは「梨衣子はパリへ行った方がいいと思う」と話すが、梨衣子はそれはもう済んだ話で、自分はナイトと一緒にいたいのだと言う。そして内緒で編んでいたマフラーをプレゼントした。
その夜、梨衣子の寝顔にキスをしたナイトは、一人部屋を抜け出し、岳と会う。自分のメインICが焼け付いて修復不可能であること、自分をつくってくれたことに対する感謝の言葉を岳に伝えたナイトは、「俺は梨衣子を愛せて、幸せでした」と言い、梨衣子にもらったマフラーを見つめながら機能停止状態になる。
翌朝、梨衣子は岳からナイトの機能停止のことを聞き呆然とする。そして、ナイトに内蔵されていた焼け付いたICチップの記録映像に残されたメッセージを見せてもらい、涙を流す。メッセージの内容は、自信を持って創志と一緒にパリへ行って前に進んでほしいこと、梨衣子の笑顔はみんなを幸せにするから泣かないでほしいこと、自分は空の上から梨衣子のことを見守って梨衣子の幸せをずっと願っていることだった。ナイトから手紙をもらっていた創志は、梨衣子の部屋を訪ね、その泣いている姿を窓越しで見て、立ち尽くす。手紙には、梨衣子が泣いてしまったらそばにいてあげてほしいこと、創志なら梨衣子と一緒に歩いていけることなどが書かれていた。
3週間後、梨衣子はナイトのICチップを大事に持って、創志と共にパリに旅立つ。機能停止したナイトは、白鷺の配慮で社に保管することになった。そのことに礼を言う岳は、白鷺に、「部長、 以前、愛とは悲しいものだとおっしゃいましたよね。私はそんなことないと思います。愛とは、すべてのキセキの始まりです!」と話すと、白鷺は「君は、相変わらずだな」と微笑む。箱に保管されたナイトの首には梨衣子が贈ったマフラー、そして、手には同じく梨衣子が渡した四つ葉のクローバーの押し葉があるのだった…。

「何があっても、ナイトは私が守ってあげる」という梨衣子の言葉が印象的でした。ゼロワンを“ナイト”と名付けて、守ってもらう側の立場であった梨衣子が、今度は守る側になっていたというのがなんだか興味深かったです。
創志の愛の告白とも言える言葉に揺れることなく、ナイトと一緒に生きていくことを決めた梨衣子。ナイトを家電製品として邪険な態度を示していた頃とは大違いですね。これぞ愛による奇跡なのでしょう。
梨衣子のことを思いやり、ロボットとの恋愛を反対していたふじ子。ナイトがプログラムではなく自分の意思で動いていることや梨衣子の決意が固いことを知った後は、応援してくれました。ふじ子の「未来を作るのは今よ。今が幸せだって心から思えるんだったら、きっとその思いが、幸せな未来をつくってくれる」との言葉が印象的でした。
「勘違いするなよ。お前のためじゃない。会社のためだ」と言って、創志の辞表を破り捨てる将志。二人の間にあったわだかまりもとけたようです。
切ないラストではありましたが、登場人物たちみんながそれぞれ希望のある終わり方で良かったです。