ミス・パイロット 最終回 (相武紗季さん)

aibusaki07

相武紗季さんは、フジテレビ系列の毎週火曜夜9時枠にて放送されていた連続ドラマ『ミス・パイロット』に小田千里 役で出演しました。
先日は最終回(第11話)が放送されました。
●あらすじと感想
手塚晴(堀北真希さん)、岸井泰治(間宮祥太朗さん)、小鳥翔(小柳友さん)、山田一男(藤井流星さん)、諸星麻也(庄野崎謙さん)は、実機訓練を修了して腕に3本ラインの入った新しい制服が支給された。手塚たちは、小田千里(相武紗季さん)のもとに報告しに行き、その晩、寮での最後の食事をとりながら、千里も含め6人は今までの思い出に浸る。
翌日から晴たちは5人それぞれ、OJT(On The Job Training/新人が実際の職場で、実務経験を積んだり経験者の指導を受けて職務内容などを学ぶこと)が始まる。晴が搭乗する機の機長は病欠で、代わりに篠崎一豊(岩城滉一さん)が務めることになった。安心する晴だが、篠崎は最後のフライトだと言う。誰にも話さないでくれと言われた晴だったが、娘である千里には知っていた方がいいと思って伝える。晴の前では平静を装う千里だが、やはり気になっていた。
篠崎がラストフライトであったということを後から知った国木田孝之助(斎藤工さん)は、篠崎を叱りつける。自分たち後輩はいいとして、娘である千里に黙っていたことに納得がいかなかったのだ。パイロットを挫折してもディスパッチャーアシスタントとして頑張っている千里に対しては、カッコ悪くても腹を割って話してやるよう篠崎に促す国木田。篠崎は自分の過ちを認め、千里に謝罪。千里は篠崎にねぎらいの言葉をかけた。国木田の音頭のもと、篠崎と千里は一緒に酒を飲むのだった。
晴たちは、OJTのチェックが終了し、晴れて副操縦士として正式に辞令を受ける。それはチームの解散、そして国木田がもう晴たちの教官ではなくなることを意味する。国木田は「これからは一人一人が個々の力量で勝負していくことになる。けど、これだけは忘れんな。たとえこのチームは無くなっても、おまえたちはチームの一員だ」という言葉を晴たちに授けるのだった…。
晴はファーストフライトの機長が国木田であると知り、曖昧なままではよくないとして国木田に素直な気持ちを告白しました。それは「私キャプテンのこと、そんなに好きじゃないです」というものでした。「人としては尊敬してるんですけど、異性としてはちょっと違うかなと…。ごめんなさい。じゃ」と立ち去る晴。一人取り残された国木田は「なんであいつに振られたみてえになってんの?」と腹を立てました。一度にいろんなものは好きになれない晴は、今は空を飛ぶことに夢中のようです。
一方、千里は国木田にストレートに「好きです」と告白。その後「すっきりした。お疲れ様でした」と言ってすぐさま立ち去ってしまいました。結局一人取り残される国木田の姿が面白かったです。
そして迎えた12月24日、晴のファーストフライトの日。晴の父・茂雄(石倉三郎さん)、第1話で親身になって晴の話を聞いてアドバイスを送ってくれた宮田製作所社長・宮田五郎(鶴見辰吾さん)も晴の招待で飛行機に搭乗しました。
しかし、行き先の新千歳空港は、危惧していた通り、大雪で視界が悪くて着陸できる状態ではありません。新千歳空港への着陸は断念し、羽田空港へ引き返すことになりました。機長・国木田並びに副操縦士・晴、客室乗務員、そして空港スタッフ全員が一丸となって、トラブルに対処しました。その中には、一緒に訓練を受けてきた同期のメンバーたちも含まれています。国木田が言っていた“チームが無くなってもチームの一員だ”とはこのことだったのです。こうして晴はバタバタながら充実した初フライトを終えました。
晴と国木田のもとには、千里をはじめトラブル対処に追われた同期のメンバーたちが全員集結していました。思い出に浸った後に解散する一同。国木田は千里の気持ちに応えて飲みに誘いますが、それをそばで聞いていた晴が勘違いしたために、結局みんなで飲みに行くことになりました。みんな晴れやかな表情で横一列になって歩き出すのでした…。
国木田が千里に言った「おまえは今のうちにどんどん失敗して、恥かいときゃいいんだよ。そしたら肝心な時にとちんなくて済む」というアドバイスが印象的でした。私も取り返しがつくうちに、失敗を恐れず果敢にチャレンジしていきたいと思いました。

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