CHANGE (加藤ローサさん)

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加藤ローサさんは、フジテレビ系列の毎週月曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『CHANGE』に宮本ひかる 役で出演しています。
一昨日は第7話が放送されました。
●あらすじと感想
朝倉啓太総理(木村拓哉さん)は、啓太を支持する小野田朝雄(中村敦夫さん)と、考えを同じくする野党代表の野呂勘三郎(高橋英樹さん)との協力体制を構築し、公共事業より小児科医療対策を優先させる補正予算案を通そうと日々奔走していた。
神林正一(寺尾聰さん)にとって、啓太はもはや無用で邪魔な存在となっていた。神林は、啓太を辞職に追い込もうと企み、啓太のようなタイプは周りから人が離れるのが一番ダメージが大きいと考え、美山理香(深津絵里さん)に首席秘書官を辞め、自分の秘書に戻るよう指示。さらに、国民に使途の報告をする義務の無い便利な15億「官房機密費」を使って、小野田のグループの議員たちを買収し切り崩す。啓太に辞職を申し出たものの心が揺れている理香は、朝倉総理を降ろすことと、小児科医療問題を潰すことは別の話と疑念を抱くが、神林の首席秘書・近藤光輝(風間杜夫さん)に説得される。
母・貴江(富司純子さん)に「今のあんたは自分に正直じゃなかような気がする」と言われた啓太は、官邸の屋上に理香を呼び出して、自分の素直な気持ちを伝える。総理としてではなく、朝倉啓太個人としてそばにいて欲しいと告げられた理香は、「考えさせてください」と答える。
小野田グループの3分の2が脱退を表明していることがテレビのニュースにより明るみに出る。これにより、補正予算案は野党の協力を得ても、国会での過半数割れで否決されることが確実になった。小野田によりこれが神林の仕業であるとようやく知った啓太は、神林のいる官房長官室に行く。そこには、秘書官の件でもう一度相談しようと訪れた理香もいて、啓太は驚く。啓太が神林に質問するより早く、神林は「小児科医療対策を潰したのは、あんたか? そう言いたいんだろ? 朝倉君。君は、もう用済みだ。あとは、私と美山君に任せて、君は官邸を出ていきなさい」と言い放ち部屋を出て行く。啓太は、このことを知っていたのかと理香に尋ねるが、理香は何も答えずに目をそらすだけだった。ショックを受け執務室に戻った啓太に追い討ちをかけるような情報が入る。松井亮介(広田亮平さん)が亡くなったというのだ。亮介は小児医療対策のきっかけを啓太に与えた男の子で、啓太のことを尊敬し、将来は総理大臣になりたいと言っていたのだ。その夜、自宅に戻った啓太は、亮介のフリスビーを手に取り、声を押し殺すようにして泣く。
翌朝、理香が啓太の家に訪れると、韮沢勝利(阿部寛さん)と宮本ひかる(加藤ローサさん)が激しく動揺していた。なんと、啓太が失踪してしまったようなのだ。理香が啓太の部屋を覗くと、フリスビーが床に落ちているのだった…。
信頼していた理香に裏切られたと思った啓太。そこへ自分を憧れてくれていた亮介の死。啓太はとてつもない喪失感に襲われたに違いありません。
啓太にとっては寝耳に水だった神林の陰謀。人を信じることも大切ですが、人を見抜く力も啓太には必要だったようです。
啓太はどこに行ってしまったのでしょうか? そして、このまま補正予算案は否決されてしまうのでしょうか? 朝倉内閣の存亡は? 続きが楽しみです。