不毛地帯 (竹野内豊さん)

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竹野内豊さんは、フジテレビ系列にて毎週木曜夜10時から放送されているフジテレビ開局50周年記念ドラマ『不毛地帯』に兵頭信一良 役で出演しています。
一昨日は第18話が放送されました。
●あらすじと感想
サルベスタン鉱区落札から3年8カ月後、副社長となった壹岐正(唐沢寿明さん)は、人事、総務、業務、海外事業の四部門を掌握し、従来の副社長職よりもはるかに大きな権限を持つようになっていた。事実上、近畿商事の経営全般を指揮するようになった壹岐に対し、社長の大門一三(原田芳雄さん)は自身の存在を誇示しようといっそう綿花相場にのめりこみ、かなりの額の損失を出していた。石油部長だった兵頭信一良(竹野内豊さん)は、石油、ガスなどの燃料を統括するエネルギー部門の担当常務へと異例の早さで昇進していた。 しかし、50億円以上の費用を投じて4本の井戸を掘ったにもかかわらず油田を掘り当てることはできなかった。日本石油公社は近畿商事に対する支援の打ち切りを決定し、それを口実に大門社長はサルベスタンから撤退すると言い出して壹岐と衝突する。
サルベスタンの石油開発を諦めきれない壹岐と兵頭は、手を汚してでも石油を掘り当てるという道を選ぶ。壹岐は、国際ロビイストの竹中莞爾(清水紘冶さん)から内閣総理大臣の田淵(江守徹さん)にイラン国王がサルベスタンの開発続行を強く望んでいることを伝えてもらって、田淵に賄賂を渡すことにより、政府から日本石油公社に支援再開を指示させるよう画策。狙い通り、政府からの強い要望で日本石油公社は近畿商事への支援継続を決定し、壹岐からその報告を受けた大門は、最後の1本だと念を押して、五号井の採掘を許可した。ところが、最後の望みを託した五号井がガス暴噴を起こしたとの知らせが来て、壹岐は絶望の淵に立たされるのだった…。
シベリア帰還者と遺族のための組織「朔風会」を運営してた谷川正治(橋爪功さん)は、無理がたたって亡くなってしまいました。いわば壹岐の心の拠りどころになっていた谷川の死は、最後の仕事と心に決めた石油開発を終えた後の壹岐の人生に大きな影響を与えるのかもしれません。
壹岐に脅威を感じ始めた大門社長は、タクボ工業の社長となった里井達也(岸部一徳さん)に近畿商事に戻ってこないかと持ちかけました。それに対して里井は、壹岐を社外に出すのなら戻るという条件を出しました。今後の展開も気になります。

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