CHANGE 最終回

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昨日は毎週月曜夜9時フジテレビ系列にて放送されていた連続ドラマ『CHANGE』の第10話(最終回)が放送されました。
●あらすじと感想
朝倉啓太内閣総理大臣(木村拓哉さん)が倒れた原因は、急性発作頭位目眩症で、これは極度の過労とストレスが原因で起こる症状だった。安静第一の啓太は総理臨時代理として生方恒男(石黒賢さん)を指名した。
啓太の病室を訪れ、啓太の辞任の意思を確認した神林正一(寺尾聡さん)は、記者の前で勝手に啓太から辞任の意向を伝えられたと話してしまう。
いよいよ啓太の辞任が現実のものとして報道され、復帰した啓太は、残された1週間の間で何かをやり遂げようとチーム朝倉みんなと考える。たった1週間では大掛かりなことはできないため、啓太は、誰も飲んでない官邸連絡会議で出るお茶の撤廃を提案。しかし、たったこれだけのことでも簡単に進まず、挙句の果てには、内閣府の野々村事務次官(大和田伸也さん)にまで発展することになる。啓太と直接話をした野々村は納得し、啓太の辞任を惜しむ言葉を秘書官たちに告げた。
官邸連絡会議のお茶撤廃という朝倉内閣最後の仕事を終えた啓太のところに小野田朝雄(中村敦夫さん)が訪ねてくる。小野田は、啓太の父が持っていた夢を話す。それは、日本の将来の為にアジアの国々と共に生きていかなければならないというもので、それには子ども同士の交流が必要と考え、亡くなった飛行機事故の時にも、ベトナム観光ではなく、現地の小学校の視察に行く途中だったとのこと。そして、小野田は、大堂商事疑惑の責任を取って辞任するのはいかにも政治家的な考え方だと言い、啓太の良さは政治の素人だということを言及し、国民の望む責任の取り方を諭す。
啓太は、美山理香(深津絵里さん)のもとへ行き、二つお願いしたいことがあると話す。一つ目は、総理として、みんなに自分の気持ちを伝える機会を作ってほしいこと。二つ目はみんなに気持ちを伝えた後に、美山さんに教えると告げる。
こうして、総理が直接テレビで国民に語りかけるという、日本では前代未聞の事態になる。その演説で啓太は、大同商事疑惑のことを謝罪し、自分が見てきた政治の世界を語り、そんな中でも素晴らしい政治家・官僚・警察官・秘書官たちがいることを訴え、感謝の気持ちを述べる。そして、自らの辞職だけではなく、衆議院を解散して、もう一度総選挙で国民のみんなに国会議員を選びなおしてもらうことを宣言した。
演説を終えた啓太は、理香に二つ目のお願いを告げる。それは自分のそばにずっといて欲しいとのこと。理香は、「私の夢は今叶いました」と答える。2人は微笑み合い手を繋ぐ。
時は経ち、朝倉啓太事務所に韮沢勝利(阿部寛さん)が訪れる。啓太はすでに遊説に行っていた。啓太の街頭演説にはたくさんの人々が集まり、SPの檀原段(大倉孝二さん)、理香、宮本ひかる(加藤ローサさん)の姿もある。啓太は左手の薬指に指輪をした理香と目を合わせ、そして、集まった人々に語りかける。
「みなさん、こんにちは。政友党公認候補の朝倉啓太です!」
朝倉邸の書斎のたくさんある写真立ての中央には、チーム朝倉の写真が飾られているのであった…。

啓太のテレビ演説での「子どもたちに希望ある未来を用意するための解散」との言葉が印象的でした。啓太は最後まで啓太らしく、しかも政治の世界から離れなかったというのが良かったです。理香の議員になるという夢が、啓太と一緒になるという夢に変わるあたりは唐突さを感じましたが、何はともあれ、ハッピーエンドで良かったです。
日本の現状の良くないところを変えるには、政治家だけではなく、主権者である国民の意識も変わる必要がある、そんなことを感じさせてくれるドラマでした。