JIN-仁- 完結編 (大沢たかおさん)

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大沢たかおさんは、TBS系列にて毎週日曜夜9時から放送されている日曜劇場『JIN-仁- 完結編』に南方仁 役で出演しています。
昨日は第8話が放送されました。
●第6話~第8話のあらすじと感想
長崎でようやく坂本龍馬(内野聖陽さん)と会えた南方仁(大沢たかおさん)でしたが、龍馬は武器商人のようになっていました。仁はそんな龍馬と喧嘩別れをして、長崎から江戸の仁友堂に戻りました。そんな中、野風(中谷美紀さん)から仁と橘咲(綾瀬はるかさん)宛ての文が届き、内容はフランス人・ルロン(ジャン・ルイ・バージュ)と正式に国際結婚できることが決まったので、2人に婚礼に来て欲しいというものでした。
咲と共に婚礼に出席するために横浜に来た仁は、野風から診てもらいたい病人がいると告げられ、なんとそれは野風自身のことでした。診察の結果はがんの再発でした。以前の手術の時に取りきれていなかったらしく、それが転移していたのです。転移性乳がんの生存率は2年で5割らしいです。しかも野風のお腹には子が宿っていて、母体のことを考えれば、子どもは諦めて静養する方がいいのですが、野風は出産を望みました。それは仁のためでもありました。野風は仁が未来から来たということも、仁の恋人が自分の子孫であるかもしれないということも、仁と咲の話を偶然立ち聞きして知っていたのです。歴史の修正力を恐れて尻込みしていた仁でしたが、野風のそんな思いを咲によって知らされ、出産の手助けをすることにしました。
一方、「暴力は暴力を生むだけ」という仁の言葉で目覚めた龍馬は、天皇に政権を戻すといういわゆる“大政奉還”の実現に向け日々奔走し、ついに成し遂げました。ちょうどその頃、野風はお腹の子が逆子であることが判明するなど危険な状態に見舞われながらも、母体を優先しようとする仁を説得して、麻酔なしの危険な帝王切開に臨みました。子をなんとか取り上げ、仁は歴史を変えようとすると起こる激しい頭痛に襲われながらも、危険な状態に陥った野風の心臓マッサージを続け、なんとか無事に母子共に救うことができました。
仁は恋人である友永未来(中谷美紀さん)が過去に“坂本龍馬は誕生日に死んだ”という史実を話していたのをようやく思い出しました。その暗殺日まであと1カ月です。仁は自らの手で龍馬を助けるため、急いで龍馬のいる京へ向け出発しようとします。咲にその理由を聞かれ、龍馬の暗殺を説明しようとする仁ですが、またしても激しい頭痛に襲われ、言葉にすることができません。
龍馬が起草した新国家体制の基本方針とされる船中八策に、仁が龍馬に以前話した保険の話が盛り込まれていて、船中九策になっていました。その事実を知った仁は、歴史は変えられないわけじゃないと手ごたえを感じます。果たして仁は龍馬の暗殺の歴史も変えることができるのでしょうか。続きも気になります。