TAKE FIVE (松雪泰子さん)

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松雪泰子さんは、TBS系列にて毎週金曜夜10時から放送されている金曜ドラマ『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』に笹原瑠衣 役で出演しています。
一昨日は第4話が放送されました。
●あらすじと感想
人を助ける正義の味方の泥棒「TAKE FIVE(テイク・ファイヴ)」。メンバーは、帆村正義(唐沢寿明さん)、新美晴登(松坂桃李さん)、南真一(六角精児さん)、火岡均(入江甚儀さん)、岩月櫂(稲垣吾郎さん)です。テイク・ファイヴは様々な悪党から金や宝を盗み出します。そんなテイク・ファイヴを追い続ける刑事・笹原瑠衣(松雪泰子さん)は、晴登に言い寄られます。晴登は正義にライバル心を抱いていて、正義の運命とも言うべき出会いを邪魔しようとしているのです。でも、その相手である瑠衣には、泥棒としてマークされているだけです。瑠衣はテイク・ファイヴの何かに気づき始めていました。
今回、テイク・ファイヴに依頼してきたのは、中央理科大学理工学部教授・緒方研一(世良公則さん)です。研一の弟・研二(風間トオルさん)の家に晴登が忍び込んだ際、同じく不法侵入してきた研一と鉢合わせしたのがきっかけです。研一の目的は弟・研二に盗まれた「奇跡のマウス」を取り戻すことです。しかし、研二の自宅にはありませんでした。
「奇跡のマウス」とはAAT細胞(アンチ・エイジングT細胞)が発見できる手掛かりになると目される実験用マウスです。研二は上教大学理工学部教授で、AAT細胞に関連した多くの特許を取得していることから“特許の緒方研二”と呼ばれていて、「奇跡のマウス」も勝手に特許を取得してしまいました。「奇跡のマウス」は厳重なセキュリティが施された研二の研究室にありました。
自らテイク・ファイヴであることを明かした晴登には、必ず共犯者、しかもリーダー格のメンバーが他にいるとにらんだ瑠衣は、晴登と親交のある正義に目をつけました。
テイク・ファイヴのメンバーたちが、綿密な下調べや準備、計画を行い、いよいよマウスの盗みを開始するという時、現場に向かおうとする正義の前に瑠衣が現れました。正義は講義を助手の柿沢なな(福田彩乃さん)に任せる予定でしたが、瑠衣のマークを振り切ることができず、講義をしながら作戦の指示を出すことにします。
学生の質問に答える形式の講義で、正義は学生たちに話しながらも、メンバーたちに間接的な表現でヒントを出すように指示を与えます。多少強引な面もありましたが、その指示の出し方が絶妙でした。しかも盗みを成功に導くだけではなく、笹原姉妹と緒方兄弟のそれぞれの関係修復にも貢献。まさに“愛”ある講義でした。一応、これでひとまず瑠衣の正義に対する疑いの目をそらすこともできたようです。
そんな矢先、正義は、ホームレスの謎の女性(倍賞美津子さん)から呼び出され、ダ・ヴィンチの絵画「ルクレツィアの肖像」の在り処がわかったと知らされました。今後の展開も気になります。