- 2009年5月24日
岡田将生さんは、テレビ朝日系列の木曜夜9時枠にて放送されている木曜ドラマ『聖なる怪物たち』に司馬健吾 役で出演しています。
一昨日は第7話が放送されました。
●あらすじと感想
手術で妊婦・有馬三恵(鈴木杏さん)を死なせてしまい、父親も誰なのかわからない赤ん坊を残してしまったことで、激しい自責の念にかられる外科医・司馬健吾(岡田将生さん)。そんな健吾は、三恵の死の真相とその遺族の行方を探ります。健吾の前に立ちはだかるのは春日井優佳(中谷美紀さん)です。優佳は妹・日向圭子(加藤あいさん)と生まれてきた赤ん坊のために、彼女の言うところの“聖なる仮面”をかぶり続ける覚悟です。
しかし、健吾は、三恵と不倫関係にあった本間篤志(田中哲司さん)、看護師・平井瑶子(大政絢さん)、古株の入院患者・糸川要次郎(渡辺いっけいさん)のおかげで真相にたどり着きました。三恵の血液型は“ボンベイ型”という特殊なもので、通常、病院には備蓄されていない入手困難な血液型でした。手術の日、優佳は事前に保存していた三恵の血液を輸血に使っていましたが、無事赤ん坊が生まれると、ボンベイ型ではない病院に備蓄されていたO型の血液にかえたのです。優佳が医療過誤に見せかけて意図的に三恵を殺害したというわけです。代理母を装っていた三恵のお腹の子どもは、当然のことながら圭子の遺伝子を継いでいなく、しかも日向敏雄(長谷川博己さん)の子ですらありませんでした。赤ん坊は、亡くなった三恵とその恋人だった本間篤志との子どもでした。その事実を優佳に直接突きつける健吾でしたが、そこへ院長・大久保志郎(小日向文世さん)と共に警察が駆けつけ、許可無く建造物に進入した疑いで連行されてしまいました。
警察に連行されながら健吾が優佳に向かって叫んだ「あなた、人の心がなくなってる。あなたはもう人間なんかじゃない。あなたは“怪物”だ!」という言葉が印象的でした。健吾の必死の思いはこのまま優佳に通じることなく終わってしまうのでしょうか?
次回はついに最終話です。原作とは異なる結末が用意されているようです。