正義のセ (安田顕さん)

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安田顕さんは、日本テレビ系列の毎週水曜夜10時「水曜ドラマ」枠にて放送されている連続ドラマ『正義のセ』に相原勉 役で出演しています。
先日は第7話が放送されました。
●あらすじと感想(ネタバレ注意)
つばき台保育園で保育士が目を離したすきに園児がケガをした。被害者は5歳の男の子・小峰宏尚(佐藤令旺さん)で、園庭の遊具に一人で登って足を滑らせ転落したと思われる。保育園側は、当日の保育体制に問題はなく事故は予見できなかったと主張。しかし、園児の父・小峰雄一(近藤公園さん)は保育園側の説明に納得が行かず、警察に被害届を提出した。被害に遭った宏尚はすでに回復して退院している。そこで宏尚に何があったのか聴き取りをする“司法面接”を検事・竹村凜々子(吉高由里子さん)が担当することになった。幼い子どもから事件に関する正しい供述を得ることは非常に難しく、しかも許されているのは1対1で一度だけである。バツイチ子持ちの検察事務官・相原勉(安田顕さん)は「保育園の監督不行き届きの可能性ありますね」といつになく熱くなる。
凜々子はまず被害届を出した小峰から、事故があった日の状況と被害届を出した経緯を聞く。小峰の話によると、宏尚は高い所が苦手で一人であんな高い遊具に登ったなんて考えられないと言う。宏尚は聞いても何も答えようとせず、以前からよく小さなケガをして帰って来ることがあったとのこと。虐待の可能性も捨てきれず、小峰はそのことをはっきりさせたくて被害届を出したようだ。相原は「もしも虐待があったとしたら、許せません」と、さらにこの案件にのめり込む。
早速、凜々子と相原は、宏尚が落ちたという遊具を見に行き、保育園側の話も聞く。園長・瀬川弥生(朝加真由美さん)は謝罪しながらも、「不慮の事故」という言葉を繰り返す。保育士・水田早希(益田恵梨菜さん)は「私がもっと気を付けていれば…」と言って謝罪する。凜々子は、保育園側の立場も理解できるところはあると考え、事故か過失か判断がつかず悩むのだった…。

宏尚から話を聞いたところ、宏尚のケガは虐待などではなく単なる事故だということがはっきりしました。しかし凜々子は釈然としません。宏尚が保育園からよく小さなケガをして帰って来ていたという話が解決していないからです。そんな中、凜々子は資料を見て、宏尚が救急車で運ばれた際に同乗したのは、他の園児の父親であることに気が付き、当日の保育体制に問題があったことを突き止めました。でもそれだけでは、子どもの事故に関して保育園側に過失があることを立証することは無理です。行政から再発防止の指導をされるぐらいで、事件として立件することはできないのです。
そんな中、相原は宏尚の忘れ物を届けに小峰家を訪ねます。自身も好きな電車の話で宏尚と打ち解け、お絵描き帳の絵を見せてもらいました。すると宏尚が保育園の様子を描いた絵が複数枚あって、相原はどれも大人が1人しか描かれていないことに気が付きました。それは、つばき台保育園では日常的に保育士の数が少なかったことを意味します。園児の数に対して保育士の数が足りずに目が行き届かなかったために、宏尚がよく小さなケガをしていた可能性があるのです。
それをきっかけにして、補助金の不正受給の疑惑が浮上し、横浜地検港南支部は検事、検察事務官みんなが一丸となって調査に当たりました。認可保育園は保育士の数で受け入れられる園児の数が決まり、市から出る補助金の額も決まります。調査の結果、つばき台保育園は保育士の数を水増し申請して不正に補助金を受け取っていたことが判明しました。そのことを突きつけられてもなお、「子どものために」という言葉でごまかして自らの正義を主張する園長・瀬川。それに対し、相原が子を持つ親の立場から物申す場面が印象的でした。
瀬川は補助金の不正受給の罪を問われることになり、つばき台保育園は市が運営を引き継ぐ方向となりました。今も高い所は苦手だという宏尚が遊具に登っていた理由は、大好きな父親が迎えに来る姿を見るためでした。相原が、別れた妻のもとにいる愛娘と久しぶりに会う場面も感動的でした。