コンフィデンスマンJP (東出昌大さん)

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東出昌大さんは、毎週月曜夜9時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』にボクちゃん役で出演しています。
一昨日は第7話「家族編」が放送されました。
●導入部のあらすじと感想(ネタバレ注意)
鎌倉に住む資産家で現在闘病中の与論要造(竜雷太さん)は、長男の祐弥(岡田義徳さん)、長女の弥栄(桜井ユキさん)、そしてお手伝いの須間聡子(阿南敦子さん)と共に暮らしている。そんな彼らのもとに“理花”と名乗るダー子(長澤まさみさん)が訪れる。
ダー子が要造の子どもになりすまして潜入するに至った原因は、リチャード(小日向文世さん)と矢島理花(佐津川愛美さん)の出会いにあった。1年前、リチャードは理花から財布をすられそうになるが、逆にすりかえした。驚く理花に対し、リチャードはまっとうに生きるよう何度も説得。しかし聞く耳を持たない理花は、後日、スリに失敗して捕まってしまい、刑務所に服役することになる。リチャードは、理花が出所するまで彼女の家財道具を預かることにし、ダー子の部屋に置かせてもらう。不満を漏らしながらも金目のものを物色するダー子は、あるものを見つけて喜ぶ。それは、理花の母親の遺品にあった要造からの手紙で、そこには10億円の資産を子どもの誰かに譲ると書かれてあった。ダー子は刑務所の理花のもとに行って事実を確認。なんでも理花は要造が愛人に産ませた子どものため、幼い頃に義理の母親や兄の祐弥、姉の弥栄からひどいいじめを受けていた。要造も家庭には無関心だったため孤立無援の理花は10歳の時に家を出て実の母親のもとに行った。しかし実の母親も愛人稼業が染み付いた女で折り合えず、17歳で母親のもとを離れ一人で生きてきたのだという。要造は違法スレスレの株式操作で荒稼ぎした経済ヤクザで、金儲けと女のことしか興味がなかったロクでもない男のため、そんな父親の金はたとえ何億だろうが1円たりとも欲しくないと言う理花。そこでダー子は理花になりすまし、要造の10億円の資産を狙うことにしたのだ。
五十嵐(小手伸也さん)が医学博士に扮して前もって飲み屋で長男の祐弥と知り合いになっておいたことにより、DNA鑑定をしのいだダー子。しかし、話の流れでついた「造り酒屋の跡取り息子との結婚が破談になった」という嘘に要造が食いついてしまい、その相手の男を連れてくるはめになる。そこでボクちゃん(東出昌大さん)がその相手の男“坂口圭一”を演じることになるのだった…。

ダー子、ボクちゃん、リチャードという3人の信用詐欺師たちが、悪徳な方法で大金を稼ぐ人間たちから、様々な手口を使って大金を騙し取るお話です。
今回はいわゆる同業者が登場しました。祐弥、弥栄も要造の本物の子どもではなく、通り名“巣鴨のキンタとギンコ”で、年寄りをカモにして小銭を稼ぐケチなペテン師コンビでした。ダー子もキンタ&ギンコも、両者とも相手が偽物だと気が付きつつ、どっちが要造に気に入られるか勝負するという展開となりました。
ダー子の「家族だから分かり合えるなんておとぎ話。親殺し・子殺しは太古の昔から続いてる。家族なんて幻想なの」という言葉が印象的でした。要造が葬儀で自分の棺に入れることにした写真は、過去に実の子どもたちと一緒に撮った写真ではなく、死ぬ前に遺産目的で集まったキンタ&ギンコ・ダー子・ボクちゃんたちと一緒に撮った写真でした。要造がその写真を指して“本当の家族”と言っていたのがなんだか感慨深かったです。本当は養護施設で育ったりして家族を知らないキンタ&ギンコ・ダー子・ボクちゃん、そして実の家族に去られた要造。そんな孤独な人間たちが疑似家族として過ごしていくうちに、いつしかまるで本物の家族のようにコミュニケーションを取るようになるというところも印象的でした。ボクちゃん主導のもと、要造が楽しみにしていた鎌倉の花火大会のために、キンタ&ギンコ・ダー子・ボクちゃん、そしてお手伝いの聡子が集まって、要造の位牌と共に一緒に花火を見る場面も感動的でした。
要造の要望に応える形でダー子とボクちゃんが式を挙げた際、ボクちゃんがダー子に向かって言った「ガッキーだったらな」というセリフもよかったです。『リーガルハイ』シリーズの脚本家である古沢良太さんが本作の脚本も手がけているのですが、『リーガルハイ』にて、堺雅人さん演じる古美門研介が、新垣結衣さん演じる黛真知子に向かって「長澤まさみだったらな」と言う場面があったのです。なんだか世界観が繋がっているように感じられて面白かったです。