陸王 (山﨑賢人さん)

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山﨑賢人さんは、TBS系列の毎週日曜夜9時枠にて放送されている日曜劇場『陸王』に宮沢大地 役で出演しています。
一昨日は第9話が放送されました。
●あらすじと感想
シルクレイ製造機の故障によって、ランニングシューズ「陸王」生産にストップがかかってしまった「こはぜ屋」。製造再開に必要な資金1億円の目途が立たず窮地に追い込まれた。そんな時に降って湧いた、米国企業「フェリックス」社長・御園丈治(松岡修造さん)からの買収案に「こはぜ屋」社長・宮沢紘一(役所広司さん)の気持ちは大きく傾き始めていた。
その話を知ったこはぜ屋の従業員たちは大きく動揺。従業員の士気は下がる一方で、日々の足袋造りにも影響が出始めてしまう。
ダイワ食品陸上部の茂木裕人(竹内涼真さん)は、陸王の供給のストップ、そして「アトランティスのRIIを履いてくれれば、ダイワ食品陸上部を資金面でも支援する」という小原賢治(ピエール瀧さん)の言葉により、不本意ながらRIIを履くことにする。それから東日本チャンピオンズカップで好成績を出せたら豊橋国際マラソンの出場を認めてほしいと、陸上部監督・城戸明宏(音尾琢真さん)へ願い出るのだった…。
茂木は東日本チャンピオンズカップにおいて大会新記録と同時に毛塚直之(佐野岳さん)の持つ10000mの記録も更新して優勝しました。しかし、毛塚はたった1日で茂木の記録を更新。茂木は豊橋国際マラソンの出場を見送るのではないかと危ぶまれる事態となりました。
そこで宮沢の息子・大地(山﨑賢人さん)は応援の気持ちを込めて「(茂木選手に)せめて新しい陸王を届けてやりたい」と奮起。フェリックスによる妨害によってタチバナラッセルとの取引が白紙になって使えるアッパー素材がない状態でしたが、新たに作ってくれる会社を執念と情熱で探し出しました。
茂木が履いてくれる可能性は低いものの、大地の思いを汲んでこはぜ屋の従業員が団結。シューフィッター・村野尊彦(市川右團次さん)の助言も受けて、ラスト1枚残っていた茂木モデルのソールと新たなアッパー素材を使った、新しい陸王を完成させました。
宮沢は買収を受け入れるのをやめ、御園に業務提携を持ちかけました。フェリックスの商品に使用するシルクレイをこはぜ屋が独占的に供給するというものです。しかし、お互いの経営に対する考え方の違いも明らかになり、交渉は決裂。両者は袂を分かちました。
一方、茂木の方にも大きな動きがありました。世界陸上に出場する予定だった有力選手が全治半年の怪我で絶望的になり、陸連はその空いた枠への有力候補を次の豊橋国際マラソンの優勝者と考えていることが分かりました。そこで城戸監督は、茂木に豊橋国際マラソンへ出るよう指示したのです。次回最終話、どのような結末を迎えるのか気になります。