ハロー張りネズミ (深田恭子さん)

fukadakyoko08

深田恭子さんは、TBS系列の毎週金曜夜10時枠にて放送されている金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』に四俵蘭子 役で出演しています。
昨日は第3話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
七瀬五郎(瑛太さん)たち「あかつか探偵事務所」の“ドブネズミ”の面々は、四俵蘭子(深田恭子さん)の依頼を受けて「サンダー貿易副社長自殺」の真相について調べ始めた。どうやら蘭子の父・乙吉(平田満さん)は、当時出世争いをしていた専務の舞原和雄(中原丈雄さん)の罠にはめられ、その陰謀に気付いて情報屋・南(リリー・フランキーさん)を使って証拠を掴んだために殺されたらしい。なにしろその陰謀には建設大臣・蛭田庄次郎(千本松喜兵衛さん)の秘書・蔵元聖(若松武史さん)が関わっていて、その建設大臣自体も関与していた可能性が高いからだ。
蘭子のもとに届いたCD-Rには乙吉が何者かに殺される音声が記録されていた。グレこと小暮久作(森田剛さん)は、乙吉の右腕として働いていた元秘書課長の仲井隆(吹越満さん)を探し出し、CD-Rの送り主であることを突き止めた。一方、南が、五郎と蘭子に頼まれて陰謀の証拠となる当時の資料書類を事務所のゴミ部屋から探し出したが、その矢先、爆弾を投げ込まれ爆発に巻き込まれる。幸い、ゴミの山に守られて南も資料書類も無事だった。
その後、仲井がグレと共に事務所を訪れ、蘭子と久々の再会を果たした。そんな中、南が事務所を訪れた。かくして所長・風かほる(山口智子さん)が入手した、乙吉がダイイングメッセージを残している現場写真。南が持ってきた、永田町も絡む陰謀の証拠を明かす資料書類。仲井が録音した、乙吉が何者かに殺される音声の3つの爆弾が揃った。今さら警察に持って行ったところで再捜査してくれるとは限らないので、マスコミに持って行くことにする。仲井は、現場写真を見て何かに気付くが、五郎たちには話さずに単独で動き出すのだった…。
結局、風かほる所長が言うところの“悪い奴ほどよく眠る”(=黒澤明監督の映画のタイトル。本当に悪い奴は表に自分が浮かび上がるようなことはしない。人の目の届かぬところで、のうのうと枕を高くして寝ているとの意味)といった結末で不完全燃焼でした。そして家族まで失った仲井の心情は、察するに余りあるものがありました。
六本木のクラブでホステスをやっていた“うっかりエロスちゃん”こと蘭子は、「あかつか探偵事務所」で働くことになりました。今後のお話も楽しみです。

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