ハロー張りネズミ (森田剛さん)

moritago
V6の森田剛さんは、TBS系列の毎週金曜夜10時枠にて放送されている金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』に木暮久作 役で出演しています。
昨日は第8話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想(ネタバレ注意)
ある日、七瀬五郎(瑛太さん)とグレこと小暮久作(森田剛さん)は、赤塚一番通り商店街の中国料理店へお昼を食べに行き、そこの料理人・栗田精二(國村隼さん)と出会う。栗田は、五郎とグレが探偵事務所の探偵だと知って2人を追うようにして「あかつか探偵事務所」を訪ねる。そして、25年前に生き別れになった息子と娘を探してほしいと依頼する。妻と死別して男手一つで子どもたちを育てていたが、とある事情で疎遠になってしまい、その理由は聞かないでほしいとのこと。手掛かりは、10年くらい前に娘・朋美から届いた手紙の住所だけだ。四俵蘭子(深田恭子さん)がネットで調べたところ、その場所は看護学校の女子寮だった。神奈川県なので車でちょっと行って調べてくると話す五郎に、栗田は自分も同行したいと言い出す。理由が分からずに渋る五郎だったが、所長の風かほる(山口智子さん)が快く引き受け、オプションで調査同行費を頂くと栗田に話す。
翌日、栗田が待ち合わせの時間に探偵事務所へ行くと、グレだけが待っていた。五郎はお腹を壊してしまったのだ。朋美の居場所を突き止めるために、グレと栗田は女子寮を訪ねるのだった…。

今回は、グレが中心となって調査にあたりました。プロだから調査のためなら嘘ぐらいつくと栗田に話すグレ。彼の“泣き落とし”のテクニックが凄かったです。ただそれは単に探偵のプロだからという理由だけでなく、依頼人の気持ちに応えるために必死でやっていると感じられる場面もあってなんだか心が温まりました。
栗田には殺人の前科があり、そのことで迷惑をかけてしまったことを子どもたちに死ぬ前に謝りたいという事情がありました。そんな秘密を知ったグレは、自身も傷害で少年院にいた経験があることを栗田に明かします。最初はお互いにいい印象を持っていなかったグレと栗田が、そんな風にして次第に打ち解けていくところもよかったです。
グレのおかげで栗田と娘・朋美(松本若菜さん)は再会を果たしましたが、事情が事情だけに険悪な雰囲気でした。でもグレの機転のおかげで空気がいい方に一変します。グレは朋美に、お別れの儀式として最後に栗田のチャーハンを食べてほしいとお願いしたのです。チャーハンを食べた朋美は「宇宙一美味しい」と目に涙を浮かべながら言いました。それは、朋美が幼い頃に言った言葉と同じでした。なんとも感動的でした。
栗田はさらにもっと深刻なことを隠していました。それを知ったグレは栗田のために再び奔走します。山田洋次監督の映画『幸福の黄色いハンカチ』のエピソードが本作物語と見事に融合していて素晴らしかったです。不器用な生き方をしてきた栗田と、そんな彼に「不器用だな、兄さんも」と言わしめたグレ。そんな2人のやり取りが心に響きました。栗田が作る労働者向けとも言える味の濃いチャーハン、栗田が思い入れのあるトヨタ・スプリンターカリブや伊豆下田の多々戸浜、そして黄色いハンカチなどが効果的に使われていたのもよかったです。

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