やれたかも委員会 (白石麻衣さん)

shiraishimai

乃木坂46の白石麻衣さんは、TBS系列の毎週火曜深夜の「ドラマイズム」枠にて放送されている連続ドラマ『やれたかも委員会』に月綾子 役で出演しています。
昨日は第2話「クラブナイト編」が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
芳村朔太郎(浜野謙太さん)は都内でをバーを経営している。女性客をナンパする男性客をサラリといなし、大人の余裕を見せる芳村だが、そんな彼にも苦くも甘い経験があった。厳正な審査の結果、芳村は「やれたかも委員会」に招待され、13年前の25歳の時のその想い出を語り始める。
当時、上京1年目の芳村は、似た境遇の友人・藤尾(佐藤貴広さん)とともに飲み歩く日々を過ごしていた。そんなある日、2人は西麻布のイベント「黒ダレNight」を主催するマスター・真木(般若さん)に誘われて、人生初のクラブナイトへ出かける。戸惑いながらもウーハーの重低音とお酒の力を借りてフロアーで踊り狂う芳村。するとクラブ内の雰囲気も変わり、みんな踊り始めた。勢いに乗る芳村は、マリエ(倉持由香さん)という女性と急接近。屋上へと続くドアを見つけてマリエを誘い出し、2人は情熱的なキスを重ねる。そんな中、芳村は夜景の中に燦然と輝くアパホテルのネオンが目に入ってマリエを誘う。了承を得てクラブをあとにして、踊りながら何度もキスを重ねてホテルに向かう2人だったが、部屋は満室だった。すぐさまタクシーに乗って渋谷区道玄坂に向かうものの、どこもかしこもホテルは満室。新宿へ向かうことを提案する芳村だったが、マリエは「ごめん。私もう帰るね」と言ってタクシーに乗って帰ってしまうのだった…。
異性との「やれたかもしれない」想い出を持つ相談者が、「やれたかも委員会」の前でその青春の甘い想い出を独白して、果たして「やれた」のか「やれたとは言えない」のかの判定を仰ぐというお話です。
委員会のメンバーには、空手着のような道着を着用して威厳を醸し出しながらも相談者への優しさが滲む主宰者・能島譲(佐藤二朗さん)。男性陣が気づかない点に鋭く着目して女性の立場から冷静な視点で分析し、男性の甘い思い込みや妄想を打ち砕いてジャッジを下す月綾子(白石麻衣さん)。淡々と相談者の話を聞きながら気になった部分や状況を整理し、仮説を立てたりして探偵さながらの推理を繰り広げるオアシス(山田孝之さん)。相談者に飲み物をサーブして緊張を解くなどサポート役を務める秘書・椎名(立野沙紀さん)がいます。
「やれたかも委員会」は、色々な角度から人生のあらゆる可能性や岐路を鋭くも優しく検証します。相談者はあの時「やれた」のか「やれたとは言えない」のか、どうするのが正解だったのかを改めて思い返すのです。他人からすればどうでもいいタラレバ・妄想が、時に迷える相談者たちの魂を救って当人の人生に希望を与えることもある、という視点・考え方が面白いです。
原作は、吉田貴司さんによる同名漫画です。本作テレビドラマ版では、キャラクター設定等変更があります。

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