- 2014年3月17日
武井咲さんは、フジテレビ系列の毎週月曜夜9時枠にて放送されていた連続ドラマ『海の上の診療所』に戸神眞子 役で出演しました。
一昨日は最終回(第11話)が放送されました。
●あらすじと感想
医療法人汐友会瀬戸内翔洋病院の副理事長・藤井真希(高橋ひとみさん)の指示で、瀬崎航太(松田翔太さん)は契約期間満了に伴い医師の任を解かれた。事務長の日内晃(荒川良々さん)からそのことを伝えられた航太は、自分が黙って出ていくことで海診丸を守れるのであればと快諾して去った。後に日内から事情を聞いた海診丸のメンバーたちは口々に日内を非難。看護師・戸神眞子(武井咲さん)は、副理事長と直接話がしたいと言うが、海診丸の運営に反対する副理事長を今刺激してしまっては存続すら危ぶまれると日内から諭される。
そんな中、来年度以降海診丸を運営していくべきかどうかを次の理事会で審議するために、藤井副理事長が海診丸に視察にやって来る。離島に住む人たちの人口は年々減っているため、海診丸に費用を費やすなら本土の病院施設や設備を充実させた方が結果的により多くの人を救えると考えていたからだ。藤井副理事長は、航太の契約を更新しなかったのは人件費削減のためではなく、女性関係の問題で船を降りると何度も騒動を起こしていたからだと説明。そんな話が本土にまで伝われば病院の評判に傷が付くとまで言う藤井副理事長に、眞子は反論して「この船には瀬崎先生が必要なんです。人件費を削減したいなら、私が代わりに降ります」と主張。藤井副理事長は「あなた一人でどうこうできる問題ではないの」と一蹴した。
そのころ航太は、将来は眞子と一緒に海診丸で看護師として働きたいという少女・中澤歩(須田琥珀さん)と出会い、歩の祖父・典夫(中丸新将さん)の体調が悪いという話を聞いて、家に診察しに行く。しばらく中澤家でご厄介になる航太だったが、航太の母・玲子(麻生祐未さん)が営む小料理屋の常連客から、玲子が倒れたという連絡をもらい、北海道の実家に向かうのだった…。
藤井副理事長は、次の理事会での海診丸の審議はとりあえず見送ることにしました。火事で大勢の負傷者が運ばれてきた際に、海診丸のメンバーたちの連携・働きぶりを見たり、藤井自らも手伝って患者に礼を言われたことにより、病院の存在理由を思い出したようです。
玲子が倒れたのは、つわりによるものでした。玲子は重い病気を患っていたわけではなく妊娠していたのです。航太は玲子からお腹の子どもの父親・高瀬信吉(鉄拳こと倉科岳文さん)を紹介されました。
航太の母のことを知った海診丸のメンバーたちは、眞子に航太を迎えに行くようお願いしました。航太は無事海診丸に戻ることができました。
北海道まで迎えに来てくれたことに対して礼を言う航太に、眞子は「帰ってきてほしかったから。私も」と答えました。それに対して航太が「うん?あれ?もしかして僕のこと好きなの?」と冗談を言うと、眞子は素直に「うん。そうです」と言いました。航太が去った際に、航太との日々を思い返した眞子は自分の航太に対する想いを再認識したのでしょう。
眞子からいわば告白をされて戸惑う航太は、照れ隠しからかまた冗談を言います。眞子は航太の頭をいつものようにスリッパで叩いて「ちゃんとして」と言いました。そんな2人ですが、ラストはちゃんとキスをしました。
最後に航太が眞子との約束を果たすために船長兼料理長の海藤剛(寺島進さん)に協力を仰いで実現させた、ナイトクルージング仕様の海診丸が綺麗でした。